搭乗記,  飛行機

キャセイ航空で往復共に4時間以上の遅延が発生 さて 対応はいかに? 往路編

久々の訪香に選んだのは香港の航空会社
キャセイパシフィック航空

Skytraxのランキングでも常に上位10位内
11社しかない5つ星航空会社認定航空会社ですが
不運にも利用便が往復共に
大幅な遅延に見舞われてしまいました
その往路 羽田 → 香港 CX543編

往路に選んだのは、CX543便。羽田を午前10時に出発し、香港に午後2時過ぎに到着。羽田空港のキャセイラウンジで、名物の坦々麺を十分に楽しめる時間を確保しつつ、香港の空港でちょこっとつまんでから、午後8時からのシンフォニー オブ ライツや、天気が良ければピークトラムに乗って、山頂から夜景を眺める時間が取れる、良きフライト。ワクワクが止まりません

当日の朝。アラームが鳴る携帯を手に取ると、画面には見慣れない文字が。起きたばかりで状況がつかめず、もんやりと読み上げます。「えーと、フライトが遅延、と。出発が午後2時に変更、と。午後2時に飛んで、午後6時に到着、と…午後2時!? 午後6時!?」それは、4時間の遅延をシレッと伝えてくるキャセイからのメッセージでした

当初の到着予定 5分前に出発のお知らせ クゥ…

「同じような時間帯に、JAL便があったはず。一か八かでチェックインカウンターにて、振替が可能か聞いてみよう!」と、予定通りに羽田へ出発。むしろ張り切り過ぎてしまい、チェックインが始まる前に空港に到着

カウンターが空くのを大人しく待ちます

カウンターでは、すでにゴネゴネしている風の人がチラホラ。こちらはビジネス利用でも、乗り継ぎでもないため、素直にカウンターが空く7時35分まで待機。待っている間『経由便であるかどうか』をさらりと確認され、この時点で、振替便への希望の灯火が消えかかるのを感じました

さて、待ちに待ったチェックイン作業がスタート

カウンタースタッフ
「ご搭乗便が遅れてしまい、大変申し訳ありません。」

Tsum
「このまま4時間 遅れそうですかねぇ?」

カウンタースタッフ
「はい…。香港での天候が悪く、機材到着が遅れてしまいまして…」

Tsum
「そうですか…。振替…とかって…?」

カウンタースタッフ
「現在、乗り継ぎのお客様優先となっておりまして … また、他航空会社でも遅延があるようで… 」

はい、結果、JALやANAへの振替はダメでした

遅延理由: 香港の悪天候により到着便・機材が遅れ、規則に従い従業員の休息を挟んだため、出発が遅れた、とのこと

JAL 羽田空港 国際線ターミナル
サクララウンジ スカイビュー 114番ゲート近く
キャセイパシフィック航空 羽田空港 国際線ターミナル ラウンジ

こうなったら、修業で得たJGCを利用し、思いっきりラウンジを楽しむしかありません。ラウンジのアクセスとは別に、4時間の遅延ともなると、空港内で使用できるミールクーポンでも配りそうなものですが、なかったように思われます

うーん、期待してはいけないのかもしれませんが、「遅延してごめんね!飛行機見ながら、コーヒーでも飲んで待っててよ!」くらいの気前があると、搭乗する方も、気持ちが落ち着くのでは、と。天候関連でどうしようもないのは理解できるのですが、到着予定時間にやっと出発とは、やはり凹みますからね。小腹も空く事ですしね。もしラウンジに入れなかったら、確実に何か食べていたかなぁ、と。だって、お腹空きますもん

JALのラウンジでは、和食をいただきました
キャセイのラウンジでは 洋中をいただきました
羽田 → 香港 キャセイパシフィック航空 CX543 遅延具合 赤が目立ちます
羽田 → 香港 ANA NH859 すべてオンタイム 超優秀
羽田 → 香港 JAL JL29 遅延具合 1日だけ20分ほどの遅れ

後日確認すると、当日遅れたのはこのキャセイ航空 CX543便のみ。遅延の理由が『ハブ空港(香港)の天候不良による機材の遅れ』なので当たり前と言えば、当たり前なのかもしれないのですが、気になるのがJAL・ANAと比べ、他の日でも大幅に遅延しているのが目立つ点。1週間・7便のうち、3便が遅延。飛行時間が4時間の区間で、最大6時間の遅延! WHY キャセイ、點解 (ナゼ)國泰航空公司 !?

遅延具合などの確認は、以下のようなサイトが便利

https://www.airportia.com/flights/cx542/hong_kong/tokyo/

https://www.flightstats.com/v2/flight-ontime-performance-rating/CX/542

予定されていたボーディング時間よりも遅れ、ゲート前はこの混雑

香港は単純に『100万ドルな夜景を見つつ 美味しい中華が食べられる観光地』なだけでなく、その先の東南アジアやヨーロッパへの経由地としても、大変便利な土地。その香港をハブにするキャセイ航空

お手頃な金額もあり、選択肢に入れる旅人も多いかと。しかしながら、ここまで遅延が多いと、予定が大幅に崩れる懸念があり、ドキドキ

実際、到着時に機内から出ると、乗り継ぎに間に合わなかったと思われる団体さんから、「どうやって責任を取るんだ!」と詰め寄られるスタッフさんの姿を見かけました

香港が最終目的地組は、チャーシューが乗ったご飯でも掻き込めば、このモヤモヤを沈めることができますが、ここから先がある乗客は、この先の長い旅路を考えると、二言三言、何か言いたくなってしまうのも致し方ないでしょう

日程に余裕があるならば、金額を優先した上での多少のアクシデントも、後悔は少なめ。しかしながら、1年に1度の待ちに待った記念旅行等、スムースな旅を望むならば、遅延率なども考慮した上での航空券選び、オススメいたします

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