タイ航空 ビジネスクラス バンコクから羽田へ B747ジャンボで
タイ航空 ビジネスクラスで バンコクから羽田空港まで
今や貴重な存在となったジャンボことB747にて乗りひとっ飛び
便利な深夜便ではなく まだ陽がある午後の便で東京へ
空港にある マッサージラウンジで癒されたあと
大きな機体に揺られなながらも
睡魔に負けることも ウトウトすることもなく
明るい機内で思う存分 ロイヤルシルクなサービスを楽しみました
バンコクにあるスワンナプーム空港はタイ航空のお膝元。そのため、タイ航空を利用する旅行者は、格別扱い。特に座席がビジネスクラス以上の場合、その恩恵を存分に受けることが可能です
ビジネスクラス/ファーストクラスのチェックインは、入り口が設けられた ちょっとしたお部屋になっているエリアで。カウンターがずらりと並んおりますが、全てタイ航空 ビジネスクラスに乗る乗客のためのもの。ファーストクラス搭乗者には、別のお部屋が。そのため、まったく並ぶことなく、サクッとチェックイン終了
このエリア、ANA SFCなどに付随するStar Alliance Goldでは進入不可。微笑みながらも 階級社会・拝金主義なタイという国を反映しております
我らがJALやANAも、上級会員やビジネスクラス以上の搭乗者用に優先カウンター、羽田空港や千歳空港には、ドキドキの別部屋仕様もあり、その扉の向こうに覗くため、長年ステータス修行心に 大きく揺さぶり攻撃をかけております。が、タイ航空はもっと徹底
ここスワンナプーム空港では、このタイ航空 ビジネスクラス以上チェックインエリアに専用荷物検査場、そして専用出国審査場も設置。「お金で時間を買うとは まさにこのことか!」と実感。しかし、こちらはマイルで乗っている身。大きな勘違いをすることなく、「ありがたや、ありがたや」と唱えながら利用させていただきました
バンコク スワンナプーム空港には、タイ航空が誇る 非常に評判の良いスパ ラウンジがあります。こちらはタイ航空のビジネスクラス、もしくはファーストクラスに搭乗する人々限定。他航空会社のビジネスクラスや、Star Alliance Goldでは入れない、狭き門ラウンジ
空港内とは思えない穏やかな空気が流れる空間で、搭乗前に肩、または足を揉みほぐしてもらえます。空港ラウンジのマッサージなんて…、と侮るなかれ。そこはマッサージの本場、タイ。細身のお姉さんでも、どこからそんな握力が?と唸るほどの本格派。ちなみに、ファーストクラス搭乗の場合は、1時間 全裸全身揉みほぐし
何年もの間 経営難とウワサされるタイ航空ですが、保有機材の種類は多く、日系航空会社が手放してしまった大型機、B747も未だに所有。他にも、A380、A350、B787など、花形機材を抱えております。そのため、ビジネスクラスと一口に言っても、多種多様。また、機材変更で悪名高きタイ航空。狙った座席に出会えない確率も高い、いけずな航空会社です
B747-400の二階席を確保。チラリと見えたファーストクラスはアタリ仕様座席で思わず興奮。ですが、今回はビジネスクラス。「写真撮影のために、ちょいと覗いてもよろしいござんすか、、、?」とCAさんに許可を取り、憧れの領域に足を踏み入れました。座席周辺の様子を数枚カメラに収めたあと、空気だけでも、、、と深呼吸。いつか半個室座席を(マイルで)堪能するぞ!と決意を新たに、その場を去りました
タイで遊ぶ時間&宿泊費が惜しいため、いつもは寝ている間に到着する深夜出発便を利用。そのためタイ航空におけるCAさんのバッタバタ具合は、「今 急いで終わらせるからね!とっとと済ませるからね!すぐ寝たいよね?このサービス終了したら、消灯するからね!」という眠りにつきたい乗客向けの気遣いだと長い間想像
しかしながら、どうやらそうでもない模様、、、「なぜそんなに生き急ぐ?」というほど、機内食のメニューお伺いから、最後のデザートまで、ものすごいスピードでサービスが進行されて行きます。そして一通り終わると、CAのみなさまは、サササッとギャレーに引き上げオヤツと共におしゃべりに花を咲かせます
この部分が大きく日系航空会社と違うため、戸惑う方もいるかと。「空気を読む」といった部分を期待していると、「チッ、タイ航空め…」な印象になりかねません
ここは、自らグイグイ行く精神をぜひ持って、ビア チャンのお代わりが欲しいなら欲しい、食後にコーヒーが欲しいなら欲しい、税関カードが欲しいなら欲しい、そうきちんと伝える度胸を持つことが、タイ航空で快適に過ごすために重要となります
遅延もなく、無事に羽田空港に到着。飛行機を降機時、伝統衣装に身を包んだCAさん達が、女性の乗客に蘭のコサージュを配るという、タイらしいサービスで締めくくれれた、タイ航空 空の旅。機内食やサービス面を見ればもっと良い航空会社もありますが、最後まで大好きなタイを感じられるという点では、敵なしな航空会社。きっとこのフライトでもその魔法にかかった旅人がいるのだろうなぁ、などという勝手な想像をしながら、空港をあとにしました