搭乗記,  飛行機

香港 仁川間 エアインディア ビジネスクラスで インドをプチ体験

こちらお世話になるエアーインディア 787-8
インドが全くからまない路線 香港→ソウル間を
エア インディアのビジネスクラスで ひとっ飛び

長年気になる国であるインド が、勇気がなく未体験
3時間強と短いながらも インドをちょっぴりかじってきました

短い飛行時間からか ガラガラのビジネスクラス

航空券を予約する時、通常、航空会社の選択肢は、出発地 または到着地にまつわるものと思われます。例えば、日本→タイならば、ANA・JAL・タイ航空、日本→台湾ならば、ANA・JAL・エバー航空・チャイナエアライン、など

しかし、世の中には不思議な航空券が存在し、出発地・到着地と関係ない国の航空会社が、シレッと飛行機を飛ばしていたりします。その理由が、以遠権というもの

以遠権(いえんけん)は、国際航空運輸において、自国から相手国を経由して、相手国からさらに先にある別の国への区間についても営業運航を行なう権利である。

以遠権 – Wikipedia

日本を絡めた有名どころの路線と言えば、シンガポール航空: 成田 ⇄ ロサンゼルス、大韓航空: 成田 ⇄ ホノルル、キャセイパシフィック: 成田 ⇄ 台北。以前はチャイナエアラインが成田 ⇄ ホノルルを飛ばしたりしていました



この以遠権と言えば、お得にビジネスクラスに乗れると話題。有名路線と言えば、エミレーツ: 香港 ⇄ バンコク、KLM: ジャカルタ ⇄ クアラルンプール、エチオピア航空: 成田 ⇄ ソウル などなど

安いとは言っても、エミレーツ航空 香港 バンコク ファーストクラス往復で14万円弱。片道3時間の飛行中、シャワーを浴びてみたい、キャビア食べてみたい、個室を体験してみたい、そんな欲求がある マニアックな方々向けの航空券となります

2-2-2のアブレスト
CAさんのユニフォームがサリーでなくて ちょっと意外
マハラジャ感溢れる色使い

今回の航空券は、エアーカナダのマイルで発券。仁川を経由せず、素直にバンコク→東京という選択肢もありましたが、香港と仁川経由したら、エアインディアのビジネスクラスに乗れるよ とのご提案。こんな路線が出てきたからには、乗らない訳にはいきません。結果、バンコク→香港→ソウル→東京という、おおよそ片道と思えない旅程に

前後とも空席
他の航空会社と一味違う安全のしおり
安全のしおりでは サリーを着用

薄々予想はしたいましたが、それを上回るエアインディアCAさんのユルさぶり。機内に入り、CAさんと目が会うと、「おう、乗ってきたな」といった感じで頭を小さく上下にこくり。インド未経験者が言うのも大変失礼かと思いますが、インド人と接客がどうしても結びつかないため、ある意味期待通り

MRとM+が気になります
アメニティーのアイマスクとくつ下
座席前にあるオットマンと物入れ
ボテッとしたコントローラー
マハラジャくんがご挨拶
USBポートもしっかりあります
Air Indiaの文字がかわゆい
これほど大きな画面があるにも関わらず 安全ビデオはライブ型

ウェルカムドリンクと読み物をいただき、しばし座席周辺を観察&写真撮影。読み物は 特に欲していなかったのですが、取らない限りその鋭い視線から逃れられないのでは?と思うほどの圧を感じたため、ササッと新聞と雑誌をいただきました

眼下の香港空港
Big Bang Theoryが遠い
787のデジタルシェードは真っ暗だとこの暗さ
お待ちかねの機内食 インドっ気は皆無です
前面にエアインディアのロゴが
いちいちかわゆい赤いロゴ
カトラリーにもロゴ
ベジタリアンメニューが充実しています
後ろにもしっかりAir Indiaの文字
インドの航空会社なので お茶をいただきました

離陸後すぐに機内食の準備。早朝かつ、香港のラウンジでつまんできたこともあり、空腹感はありませんでしたが、初エアインディアなため、メニューを見ながらソワソワ・ワクワク

どうやら卵料理が2種類、ベジタリアン料理が3種類の模様。”Spicy”やらUpmaと言う未知の料理名が混じるベジタリアンチョイスを敬遠し、無難にオムレツを選択

出てきた機内食は、少々色味が寂しく、かなり大雑把な盛り付け。「いやいや、見た目で判断しては、ダメだ。このシンプルな卵料理もスパイスの国マジックがかかれば、、、」と一口。…ノーマジックでした

ほぼ貸切なビジネスクラス
トイレはいたって普通
座席をベッドにした状態
照明が落とされ 機内は近未来感満点
座席から画面を見た様子
仁川空港に無事到着
お世話になりました

メインの機内食後は、喫茶タイム。せっかくのインド航空会社なので、ここはお茶で。Tsum「ダージリンをください」CA「ミルクとお砂糖は?」Tsum「では、ミルクだけで」CA「本来、ダージリンにはミルクは入れないのよ!」Tsum「…なるほど」

インド人CAとしてのこだわりで ノーミルクのダージリンが運ばれてくるのか、はたまた、邪道だけれども客の要望だから、とミルクダージリンが運ばれてくるのか、ドキドキ・ワクワク。結果は、、、ミルク イン でした

その後、結構な勢いで紅茶が片付けられ、同時に消灯。真昼間を飛ぶ便にも関わらず、寝ろ寝ろオーラが激しく、大人しく横になり しばし仮眠。短いフライトながら、お茶知識ゼロ具合を披露し、どこまでもインド流接客触れた ほろ苦 初エア インディアとなりました

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