タイ航空の別ブランド THAI Smileのビジネスクラス に初搭乗
全く予期せずまだ乗ったことのない航空会社
Thai Smile航空の『Smile Plus』クラスに搭乗
羽田からシンガポール、その後バンコク経由しプーケットまでの
マイルで取った ビジネスクラスのチケット
最後のバンコク→プーケットだけ ビジネスクラスというカテゴリーなものの 搭乗してみれば、エコノミーに毛が生えたような座席に正直ガッカリ
さて、プーケットに着くまでにその気持ちは盛り返したのでしょうか?
タイ航空のラウンジでちょこっとご飯をつまんだにも関わらず、せっかくだから…、と酸味が美味しいマクドナルドのパイナップルパイと、単純にアイスが食べたかった、という理由で、チョコサンデーを購入
この他にも、タイのマクドナルドには日本では見かけないメニューがいくつかあり、バンコク市内ならば、そこらじゅうに24時間営業のマクドナルドが乱立。無料Wifiコードがレシートに付いてくるので、小腹が空いたとき&ネットに繋ぎたい時、ぜひドナルドとたわむれを
エアコン ガンガンなゲート前、ポツポツと人が集まってきました。会話のボリュームから察するに中華系な団体、ドレッドケアーにタトゥー &レッドブルのタンクトップなザ・バックパッカー若者、タイではファランと呼ばれる白人おじさまや初老父婦、なぜかクリスピークリーム ダース箱を抱える率が高いタイ人、と様々な人種が集合
さすが 我らがタイ航空が満を持してデビューさせた、お安め航空会社 Thai Smile。多くの人を惹きつけるようです。Thai SmileはLCCという位置づけではないものの、その値段はLCCに近く、国際線の乗り継ぎがスムースなスワンナプーム空港にあるため、老若男女に人気の模様
これでもか! というほどの爽やかな笑顔で迎えられ、機内に足を踏み入れると、目に入ったのは、かつて乗ったことのある LCCの王様 Air Asiaや、お姫様(イメージ) Peachと変わらない 機内ギューギューだよ! 全員直角! な座席。チケット上は一応ビジネスであるものの、それらしい席は見当たりません
「むむむ」とチケットを睨んでいると、「お二人の席はこちらですよ」、笑顔が眩しいCAさんが案内してくれた席には「Smile Plus」の薄い文字。「お二人ですが、Smile Plusなので1列まるまる、3席分使っていいですよ❤︎」とのこと。なるほど、今まで経験したことのないタイプの『ビジネスクラス』ですな、とちょっと感心
斜め前には一人で3人分の席を使っている紳士が。これ、3人連れの場合、どうなるのかしら…
離陸後、後ろの席とはカーテンで仕切がなされ、ほんわかとプライベートな空間に。お安め航空会社&タイ国内線ながら、食品サンプルかと見間違うほど 発色鮮やかなサンドイッチの機内食付き
個別にモニターはないものの、困ったときの機内エンターテイメント、『Just for Laughs』が前方小さなモニターで絶賛上映中
『Just for Laughs』はカナダのドッキリ。とは言っても、英語やフランス語は必要なく、すべて動きのみで笑わせてくれるという、轟音が響く機内にもってこいの番組。誰も傷つかない、温かいイタズラの可笑しさは、万国共通らしく、クスクスと笑い声が漏れます。以前、韓国路線で上映された時は、東洋人のツボにはまったのか、ドッカーン ドッカーンの大爆笑。機内は何とも言い難い 不思議な一体感に包まれました
ビジネスクラス カーテンサイドを担当していた3人のCAさんの中に、日本語を話す方がいることが判明。ヒョコヒョコと3人笑顔でやってきて、一人が「彼女は日本語を話せるのよ!」と同僚を指させば「もお、やだー(相手の肩 パシパシ) チョットダケ、ニホンゴハナセマス」とモジモジしながらの告白
少しの間だけでしたが、日本語で会話し、その後のサービスはその方が全て日本語で。日本が まったくからまない路線での日本語、なぜ、こうもほっこりするのでしょう
そんなこんなで無事にプーケット空港に到着。さわやか3人組に別れを告げ、降機。LCCのつもりで乗り込みましたが、フルキャリア並みのサービスがあり、良い意味で期待を裏切られました
難点は座席、ハード面のみ。せっかく格安なので、ここはビジネスクラス(プレミア エコノミー)にせず、とことんエコノミーで乗るのがよろしいのではないかと。次回は迷わず最安値で