銅鑼湾の一等地 リーガル ホンコン ホテルに建つホテルは どこか昭和の匂い
香港を代表する繁華街 銅鑼湾(Causeway Bay)建つ
リーガル ホンコン ホテル、中国語表記、富豪香港酒店
空港バス A11のバス停目の前、トラムの駅も目の前、
地下鉄駅すぐ、大好きな鼎泰豐の隣、
と、その立地の良さで選びましたが、他の面においては・・・
香港空港から、香港島までの行き方は、主に2通り。
早いけど、ちょっぴり高い エアポートエクスプレス(AEL) + 地下鉄
そこそこの時間で格安、景色も楽しめる エアポートバス(Cityflyer)
薄々お気づきかと思いますが、断然、がぜん、バスがオススメ。
片道、たったの40HK$。
冷房がガンガンに効いている2階建てバスに揺られ、
香港名物『看板スレスレ』や、大量のコンテナや行き交う貨物船、
活気ある街中の景色を、車中から楽しむことができます。
また、ホテル周辺にある飲食店やスーパーを、高い位置から確認できる点も便利。
バス会社のオフィシャルサイトには、
ホテル名からバス番号とバス停番号が検索できるページがあり、とても親切。
事前に、どのバスに乗るか、どのバス停で降りるのか、
また、空港行きのバス停はどこにあるのか等の心配事を、把握することが可能。
宿泊するホテルがなくとも、近隣のホテル名で探せば、大丈夫。
ちなみにルートをクリックすると、道のりを地図上に表示。
バス停をクリックすれば、バス停周辺の写真も表示。
降りるバス停の数個前から、その周辺写真を確認しておけば、
下車に迷わず、ドキドキすることもなく、スムース。
旅行者に優しい、良いサイトです。
ちなみに、このリーガル ホンコン ホテルは、A11で。
空港からのバス停は、No. 14。 進行方向右手にホテルが見えます。
空港行きのバス停は、No.8。帰りの方が分かりにくいので、予習をオススメいたします。
肝心のホテルですが、ウワサには聞いており、
覚悟はしていたものの、かなり古めかしい建物のホテル。
建物自体は古くとも、中は・・・、とかすかな期待をしましたが、
そこは、裏切られることもなく、やはり古風。
「なんてったって、ここは銅鑼湾の一等地、ここは銅鑼湾の一等地・・・。」
そう唱えて、どうにか納得できるよう、努力。
水回りを確認するために、洗面所に行くと、飛び込んできたのは、
一見 掃除機、実は、備え付けのドライヤー。
手に取ってみると、その工業的姿からは予想できないほどの、そよ風。
先ほどまでの暗示もむなしく、
生暖かい風に吹かれながら、素直に『ホテル選択ミス』を認めることに。
Tripadvisorの口コミ等を読むと、評価は悪くはないのですが、
そこそこの宿泊費に見合った “何か” が、立地以外見当たらず・・・。
香港島は、トラムにさえ乗れば、サクッと、安く移動が可能。
よくよく考えれば、宿泊費の高い、銅鑼湾周辺でなくとも、
ちょっと離れた、上環辺りまで行けば、同じくらいの金額で、
もう少し築浅なホテルに泊まることもできたはず。
上環サイドならば、空港にも近くなり、結果、移動時間も短縮。
よっぽど銅鑼湾に用があるなら・・・ですが、
次回からは 『自分達にとっての良い立地』の定義、見直さなければ、です。
ということで、2回目はない、と思ってしまった、リーガル ホンコン ホテル。
ですが、周辺はデパートや飲食店、
大型の24時間営業スーパー、Welcomeもあり、とっても便利。
ホテルに戻って、荷物を一旦置かなければならないほど、
銅鑼湾で思いっきり買い物を楽しみたい、
上環方面でなく、北角方面に興味がある、という旅行者には、良いホテルです。
それ以外の旅行者は・・・。
もう少し違う選択肢があるかと、思われます。