
初めての台北・3泊4日プラン
「突如、台湾に行きたくなりました。」
そんなメールをクライアント(友人)から受けました。
聞けば、1週間後の話。
日程は3泊4日。予算は特に決めてはいないが、安ければ、安いほど歓迎光臨。
初めての台湾ということで、ここは無難に台北に3泊4日。
そこで、こんなプランをプレゼン。
フラッと初訪台北
胃袋の限界を試してみる、トキメキ4日間
利用航空会社: チャイナエアライン・エコノミークラス
宿泊ホテル:サン ワン台北レジデンス
¥55,440(航空券代+ホテル代のみ)
1日目
旅のハイライト:スーパーで買い物・小籠包・夜市

中央に写っているのは怪奇現象ではなく、虫除けクルクル
5:30… 羽田空港到着・早朝の空港をフラフラ
7:10… CI223便にて台北へと出発・機内食はほどほどに
10:00… 無事、台北・松山空港到着
10:30… 空港にて両替
(夜市や、小さな商店ではクレジットカード利用不可なので、多少の現金は必要)
10:40… MRT松山機場站で悠遊カードを入手(日本のSuicaやPasmo) 500元
時間に余裕のある方は、台湾観光協会のキャンペーンを利用し、
“チャージ前の”悠遊カードをもらうのも、アリ。
11:00… 松山空港からサン ワン台北レジデンスまで、タクシーで移動
11:30… 荷物をホテルに預け、早速台北の街を散策
ホテルを背にして左に進むと、三越デパートなどが立ち並ぶ繁華街、MRT・中山站方面へ
早速、悠遊カードを使い、中山站からMRT 淡水線に乗り、中正紀念堂站まで移動
12:00… 中正紀念堂にて、しばし観光。蒋介石座像や警衛隊の交代などを見る
13:30… 鼎泰豊・本店へ徒歩で移動。時間を少しずらして、少し遅い昼食
14:40… MRT 東門站から新荘線に乗り、松江南京站まで移動
駅から、ホテルまで徒歩で移動。
15:00… ホテルにチェックイン
15:30… 頂良超市(Wellcomeスーパー)で、バラマキ土産を購入。
スーツケースに余裕があるうちに、お土産の心配を先に解消。2日目以降は、旅行に集中
16:10… 買い物で減った小腹を満たすために、ホテルへ戻る前に、春水堂に寄り道
珍珠奶茶で喉を潤す
17:10… ホテルからタクシーで迪化街まで飛ばしてもらう

17:30… 迪化街で、乾物やお茶を購入
20:00… 徒歩で、寧夏夜市へ移動。
『塩酥鶏』では、さつま揚げと台湾バジル揚げで、胃袋のウォームアップ
油っぽいものの次には、愛玉でさっぱりと口直し
あとは、本能のおもむくままに、夜市を楽しむ
22:00… 元気が残っていれば、徒歩でホテルへ(30分)
気力も体力も尽きてしまった場合には、タクシーでホテルへ
24:00… お風呂にゆっくり浸かったあと、就寝
2日目
旅のハイライト: 九份・夜市

6:30… 起床・驚くほどの快晴(予定)
7:00… ホテルの朝食をいただく
8:30… MRT・中山站→台北站へ
自動販売機で、九份の最寄り駅となる、『瑞芳』まで、チケットを購入
(有人カウンターもありますが、いつも混み合っているので、自販機が便利)
9:35発 區間車 4162 樹林→蘇澳 49TW$を購入
出発までの時間に、電車でのお供を購入。とは言っても、50分ほどの旅
9:35… 瑞芳へと出発
短いながらも、台北からの電車の旅を楽しむ
10:22… 瑞芳到着 タクシーで九份へ(定額制)
11:00… 九份到着
高い確率で”雨”なので、濡れても気にせず、むしろそのノスタルジックな雰囲気を楽しむ
お茶屋さんでは、時間を忘れ、美味しいお茶に集中する
芋圓屋さんは、少なくとも2軒は、はしごする
など、気ままに九份を散策
15:30… 帰路は1062・台北行きに乗り、バスで台北へ

17:00… 終点まで行かず、途中の松山火車站で下車し、『饒河街観光夜市』へ
無難に福州世祖胡椒餅をいただく
そろそろ、油炸臭豆腐にも手を出してみる
19:00… 松山火車站→台北站へ

19:30 台北站内にある、微風台北車站で豆花など、軽く中華デザートをいただく
21:00… 台北站→中山站へ
驚異的な胃袋を持っている旅行者は、ホテルとは逆方向に歩き、昨晩の寧夏夜市へ
液体ならなんとか・・・な旅行者は、中山站前にある、台北牛乳大王で木瓜牛乳を
凡人は素直にホテルへ
24:00… 就寝
3日目
旅のハイライト: 故宮博物院・淡水・士林夜市

7:30… 遅めの起床
8:00… ホテルの朝食をいただく
9:30… MRT・中山站→士林站へ
10:30… バスで國立故宮博物院へ
白菜や豚の角煮など有名どころを愛でる
広い博物館に歩き疲れてしまったら、館内のカフェで一休み
14:30… バスで士林站へ
15:00… 士林站→淡水站へ(終点)
16:00… 東洋のヴェニス・淡水到着
日没頃が一番美しいので、それまで出店などを冷やかして過ごす
日本語の「揚げ」が語源と言われている、『阿給』を食す
『阿媽的酸梅湯』でお口をさっぱり
18:30… 淡水に夕陽が落ちて行くのを、ゆっくりと眺める
19:30… 淡水站→剣潭站へ
台北で最も有名な、『士林夜市』
リニューアルされ、建物の中に屋台が移動・少々イメージしている夜市とは違う可能性が・・・
21:30… 剣潭站→中山站へ
22:00… 中山站からホテルへ
帰国前に、もう一度食べたいもの、食べ忘れているものがないか、最終確認後、就寝

4日目
旅のハイライト: 台湾式朝ごはん・スーパーで買い納め
7:00… 起床
7:30… 台湾式朝ごはんを、徒歩15分ほどにある、『世界豆漿大王』にて
飯團・豆漿・米漿で、台湾の日常を体験
9:30… 徒歩でホテルへ
11:00… パッキングを済ませ、チェックアウト。空港に出発する時間まで荷物を預かってもらう
11:20… ホテルから歩いて松江南京站まで
11:40… MRTを乗り継ぎ、大安站へ
12:00… 電車と同じ進行方向で歩くと、右側に「お粥横町」出現
『無名子清粥小菜』にて昼食。食べ疲れた胃に優しいお粥でほっこり
本当は、『小李子清粥小菜』がオススメですが、
営業時間が17:00〜6:00とお昼にはやっていないので、泣く泣く断念。
13:30… 科技大楼站まで歩き、近くにある『勝立生活百貨』にて最後のお買い物
14:30… 大安站まで歩いて戻る
まだご飯粒を食べられる余力が残っているならば、 永和豆漿大王でぜひ『飯團』と『豆漿』を
16:00… ホテルへ戻り、荷物を回収。タクシーで松山空港へ
16:30… チェックインを済ませたら、最後の『珍珠奶茶』を『春水堂』で飲み納め
18:15… 満腹の胃をさすりながら、CI222便の機内へ
羽田までの約3時間。食べた台湾美食に思いを馳せながら、空の旅を楽しむ
21:55… 無事羽田到着 お家に着くまでが旅行。
ここで気を抜かず、安全第一で帰路へ

このプランのポイントを解説
航空券は滞在時間が一番長い、チャイナエアラインの便を利用。
羽田までのアクセスに困らない方。こちらの航空券はオススメ。
ビジネスクラスでもお得なチケットを見つけやすいこの路線。
懐に多少の余裕がある方、一度ご検討を。
(チャイナエアライン・羽田⇄松山路線・ビジネスクラス搭乗記)
ホテルはTripAdvisorでも評判の高い、サン ワン台北レジデンスを利用。
トイレはウォシュレット付き・バスソルト付き・お風呂深め
アメニティはロクシタン・禁煙・12歳以下宿泊不可等、
なかなか大人仕様。(詳しくは、台北ナビさん参照)
前回の台北旅行時、実際に宿泊したLes Suites Taipei Ching Cheng (台北商旅 慶城館)と共に、
最終候補に残ったのが、このホテル。
場所は、MRT淡水線・中山駅から徒歩10分ほど。松山空港からは、タクシーが便利。
同系列の「サンウォントホテル(台北神旺大飯店)」というホテルの方が、少々有名なので、
ドライバーさんに間違われないよう、注意が必要です。
MRTの駅からは少し離れているものの、周辺には飲食店も充実。
特に徒歩5分ほどにある、『珍珠奶茶(タピオカミルクティー)』発祥のお店、春水堂へは、ぜひ。
(足を延ばす時間がない方は、空港にもあるので、ご心配なく。)
旅行代金
◎ホテル予約:HIS 1泊 ¥14,500
朝食&アフターヌーンティ付きのこちらのプランは、かなりお得。
少しでも円高に期待するなら・・・
◎ ホテル予約: 楽天トラベル 1泊 3,739TW$(約12,526円)
HISとほぼ同じプラン。大きな違いは、台湾ドル建て・現地払い。
もう一つの注意点が、税金(5%)・サービス料(10%)が別途必要。
楽天ポイントを貯めてる方、楽天ポイントで支払いたい方は、便利。
◎ 航空券予約: チャイナエアライン・オフィシャルサイト ¥33,690
◎ 航空券予約: HIS ¥41,690
◎ 航空券予約: Expedia¥41,690
旅行代理店を通すより、直接チャイナエアラインから購入した方が、現段階ではお得。
実は、こういった場合が多いのです。
航空券を予約する時は、オフィシャルサイト、お忘れなく。
チャイナエアラインは、Skyteam所属。Skyteamの中でマイルを貯めるなら、
有効期限のないデルタ航空のマイルプログラム、『スカイマイル』がオススメです。
チャイナエアラインで購入した場合、今回予約クラスは、H。
『スカイマイル』への加算率は50%になります。
羽田⇄台北への旅行で貯まるのは、50%の積算率で、1330マイル。
微々たるものですが、『ちりも積もれば・・・』と信じて、
チェックイン時に、デルタのマイルに加算したい、と告げましょう。
もし、チャイナエアライン・エコノミークラスを利用し 、頻繁に台北に行く予定があるならば、
『デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード』
せひ、一度その特典を確認してください。
このカードに入会するだけで、デルタ航空の上級会員資格、『ゴールドメダリオン』を獲得。
チャイナエアライン・エコノミークラス利用でも、ラウンジ利用が可能です。
と、(勝手に)台北ナビさんご協力のもと、張り切ってプランを練ってみましたが、
残念ながらクライアントの都合が悪くなり、今回の台湾旅行は見送ることに・・・。
これから台湾は日本と同様、梅雨のシーズンとなりますが、
マンゴー、ドラゴンフルーツ、ライチ、グアバなどが旬を迎え、
フルーツが美味しい季節でもあります。
3泊4日は難しくとも、週末の1泊2日でも十分に楽しめる、台北。
ぜひぜひ、『フラッと旅』の参考にしていただければ、幸いです。
最後に・・・
台北站から瑞芳站(九份)まで、自動販売機切符を使った購入方法

購入→日付→路線→行き先


九份まで列車で行く予定のある旅行者は、ぜひ
交通部臺灣鐵路管理局で事前に時刻表を確認してから、九份に臨んでください。

