
タイ航空・A380とロイヤル・オーキッド・スパ

タイ航空がハブ空港としている
バンコク・スワンナプーム空港にある、
ロイヤル・オーキッド・スパ。
スパと名前は付いていますが、
タイ航空ビジネスクラス以上利用者だけが入室を許される、
いわばマッサージ専門のラウンジ。
修行で得た、
スターアライアンス・ゴールドという”印籠”だけでは、
入れない、特別な空間をご紹介。

TG600搭乗記は、こちら。
搭乗予定のTG600便のスケジュールは、8:00 バンコク発、11:45 香港着と少々早めの便。
ギリギリまで、バンコク市内に留まりたいところですが、
タイ航空が誇るあるサービスを受けるため、ホテルを5時には出発。



タイ航空のハブ空港、スワンナプーム空港では、
タイ航空を利用する乗客が、とても優遇されています。
まず、完全に上級クラス用になっているAカウンター。
スターアライアンスゴールドメンバーはBカウンターを利用。
ちなみに、エコノミークラスのカウンターはH/Jなので、
間違えると時間のロスにります。ご注意。



早朝にもかかわらず、上級クラス以上の乗客しかいないはずにもかかわらず、
かなり混雑しているカウンター。
慌ただしい雰囲気の中で、チケットが発券されます。
カウンターの女性に私たちの旅程差し出すと、その内容を見て思わず苦笑。
HND→SIN SIN→BKK BKK→HKG HKG→ICN ICN→HNDの後半スタート
女性がカチャカチャと、無言でキーボードを叩き続けます。
途中何か引っかかるところがあったのか、何度かやり直しているようにも見えましたが、
無事に羽田空港まで発券終了。「荷物も羽田まで行きますよ。」、と告げられました。
が、チケットを見直すと、ICN→HND間のチケットがありません。
それとなく訴えてみますが、「No Problem.」と一言。
その時は「香港で発券してもらえば大丈夫。」と思っていたのですが、
これが後に大きな問題に。



Aカウンター真横には、専用の手荷物検査場と出国審査場があり、
悪名高きスワンナプーム空港の混雑とは別世界。
ここでもビジネスクラスの威力が発揮されます。
出国を終えると、目の前にはラウンジへと直接つながるエスカレーターが。
詳しい地図は、こちら。
このラウンジには、タイ航空ビジネスクラス、
もしくは、スターアライアンス加盟航空会社ビジネスクラス以上利用者のみ、入室可能です。
広さも他のラウンジより圧倒的に広いのですが、なぜかいつもとても混雑。

こちらはタイ航空、またはスターアライアンス加盟航空会社ビジネスクラス以上利用者のみ利用可能


長細い、このコンコースD・ロイヤルシルクラウンジを抜けると、
向かいにロイヤルオーキッドスパがあります。
ビジネスクラスの乗客は、30分のコースが受けられるので、
時間に余裕があり、ラウンジのご飯に興味のない旅行者は、
ぜひこのスパに立ち寄ってみてください。




まず入り口で、ボーディングパスを提示。
その後、どのメニューがいいか聞かれるので、こちらのサイトで事前に予習しておきましょう。
私もAriさんもフットマッサージを選択。


最初に、とても良い香りがするタオルで足を拭き、
それからは、膝辺りまで、ゆっくりと揉みほぐしてくれます。
街中のちょっと痛みも伴う強いマッサージではなく、とにかく優しいタッチ。
あっという間に夢の中です。
眠りから覚め、気が付くと、靴下をはかせてもらっている最中でした。
そのまま履かされるがままにするのか、気が付いたからには「自分で履きます」宣言をしたらいいのかと、
今までに経験したことがない悩み・・・。なんとなく、気まずい空気が流れます。



マッサージ王国、タイならではの空港サービス。
ぜひとも機会のある旅行者は利用してみてください。
最後まで贅沢な気分を味わえること、間違いなしです。
ワンポイント・アドバイス
フットマッサージを考えている旅行者は、膝まで上がる洋服にしておくと、
”白いステテコ”を履くことなく、スムースに施術がスタートできます。
前回、Tsumはジーンズで挑んだため、まさにバカボンのパパが履くような、
白いステテコに履き替えでから、施術されました。