搭乗記,  旅行記,  空港ラウンジ

台北 松山空港からエバーキティーで 日本へ帰国

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EVA AIR wish you a Pleasant Journey
エバー航空使用なキティーとヒツジちゃん?が快適な旅を願ってくれました

大好きな台北で 春水堂 珍珠奶茶からスタート

糸瓜小籠包の美味しさに全員納得、久々の臭豆腐に満足
豆花に仙草、豆漿に油條は、最高の組み合わせを再確認
曇った淡水で夕日を見損ね、台北101を愛で、九份でまったりし

この旅で、また多くの親切な台湾の方々に出会い
もっともっと もっと台湾が好きになった 3日間
頭がはげるほど、後ろ髪を引かれますが
またハローキティージェットで日本に戻る日がきてしまいました

 

初ハローキティージェットに圧倒された、3日後。

(気分的には、さっき)降り立ったばかりの松山空港に、戻ってきました。

宿泊した Amba 中山 ホテルからタクシーで、15分ほど。

近い・安い・早いの3拍子空港。

空港施設の充実度では、桃園空港に勝てませんが、

ギリギリまで市内で食い倒れられることを思えば、このくらいの小ささがちょうど良いのです。

 

空港までのタクシー内では、運転手さんが電話越しに熱心に誰かと会話中。

外国ではよくある光景なので、とくに気にすることもなく、

車窓から見える台北の景色を、もんやりと見ていましたが、

途中から、会話が普通中国語から、台湾語に切り替わり、ちょっと興味。

 

台湾で一般的に話されているのは、中国語。

特有のアクセントが各地あるものの、基本的に中国大陸の方々との会話も可能。

しかしながら、台湾には『台湾語』という、台湾のみで話されている言語もあり、

中国語の方言、という言うには乱暴なほど、まったく音が違う言葉。

 

 

この、台湾語。今は台湾でも話せる人がどんどん減っていて、

特に台北の若い人は、流暢に話せない人が多いよう。

せっかく台湾へ旅行に行くならば、この台湾語を少しでも話せると、

台湾の方々と、もっと距離が近づくかもしれません。

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金枠丸窓・少し暗めの照明 どこかレトロな台北は松山空港
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チェックイン カウンターのモニターは、もちろんキティーが登場
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チェックインカウンター隣に真新しいラウンジ? こちらエバー航空の最上級会員のみ入室可能
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名残惜しいですが、台湾出国です すぐ帰ってきます、台湾 今年、あと5回は帰ってきたいです

空港に到着し、サクッとチェックイン。

桃園空港に比べ、がら空きの手荷物検査場と出国審査を通り抜け、空港の制限エリアへ。

出国審査を抜けて目の前に、こじんまりとした免税店がありますが、

特に興味があるものもないため、左へ舵を取り、共同ラウンジへ。

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規模が小さい松山空港では、航空ラウンジは、各社共通の合同ラウンジ
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何となく 家庭的な雰囲気のあるラウンジ
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食べ物のセレクションが、南国アジアです
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台湾ラウンジの名物、焼き芋
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紙パックのソフトドリンクが充実
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梅に馴染みのある日本人なら。70%くらいの確率で好きなはず 烏梅汁 ぜひ、お試しあれ
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スープと年季の入ったコーヒーマシン
ちびっこよ、迷うことは、ない。ここは、梅ジュースにしておきなさい
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台湾最後のご飯に、魯肉飯!

昼食に、それは、それは、美味しいトマト牛肉麺を食べたばかりなので、

残念ながら 大好きな魯肉飯が入る隙間がなく、

烏梅汁で喉を癒し、デザートにスイカを食べるのみで終了。

 

真っ黒く、独特の匂いがある、この烏梅汁。

梅を燻製にし、感想させた”烏梅”という、漢方薬をジュースにしたもの。

烏梅自体には、鎮痛・解毒作用があるらしく、下痢止めや風邪薬として用いられるよう。

 

・・・と、美味しさの欠片もないような説明になってしまいましたが、

ジュース自体は、燻した香りがほのかにし、独特のコクに酸味が爽やかな一杯。

食べ過ぎてしまった胃腸に優しい、台湾を締めくくるには、ピッタリな飲み物。

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今回お世話になるのは、Around the World機 裏側に日本や台北の景色が・・・
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キティー以外のキャラクターも、チケットに登場
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搭乗が始まりまりました

予定より、ちょっと遅れて搭乗開始。羽田→台北と同じく、この便も満席な模様。

ザッと見たところ、台湾人・日本人、半分半分といった様子。

松山空港からの便は限られているため、他の外国からの乗り継ぎ客は見かけませんでした。

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この便も、なかなかの搭乗率なようです
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スターアライアンス仲間が集結
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3日ぶりだね、フルーツいっぱいキティー ただいま
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キティーワールドが、炸裂

機内で3日ぶりに、キティーからの熱烈歓迎。

初めてほどの衝撃はないものの、やはり圧倒されます。

 

旅慣れた人が多く乗る便なのか、CAさんを頼ることもなく、

ボーディングパスを見ながら自席を探し、荷物を上に収納し、よいこらしょと席に付き、

クッションを微調整し、ブランケットを足元に広げ、その上からシートベルをカチッとし、

おもむろに機内誌を手に取り、パラパラと見はじめる。

 

そんな 淡々とした光景が繰り広げられる中、

バッググランドミュージックは、底抜けに陽気な音楽。

 

「これ、サンリオ ピューロランドで、パレードに使われる曲よ!」と、

Ari・母が、席越しに教えてくれました。

なるほど、通りで、なんだか落ち着かないはずだ・・・。と妙に納得。

 

ディズニー©が航空会社を持ったとしたら、

やはり、ここはエレクトリカルパレード©となるのだろうか・・・

などと、くだらないことを考えている間に、離陸。

台北、再見、我會很快回來。すぐに帰ってくるよ、台北。

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安全のしおりにも、キティーがグイグイ入ってきます
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中国語字幕で The Big Bang Theory
ちょっと感動しながらの、機内食待ちタイム
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機内食のサービスがスタート
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CAさんが着用しているエプロン、機内販売しております。そのお値段 US$ 36
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日本のハローキティとタイのスパブランド HARNNのコラボ化粧品を台湾のエバー航空が販売
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機内食にこんにゃくの煮物は、珍しい気がします
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チャーハン、パン、ケーキ。給食以来の炭水化物パレード
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みなさん、人参、人参に大注目ですよ〜!

往路に比べ、約1時間も飛行時間が短い台北→東京路線。

そのため、行き以上に、機内食配り大会の慌ただしさが、増します。

 

私たちの列を担当してくれたのは、恐らくベテランCAさんと、超新人CAさん。

遠目に観察していると、どちらも、台湾の方の模様。

このベテランCAさん。新人CAさんより、慌てふためきようが激しく、こちらがドキドキ。

そしてなぜか、江戸っ子口調というか、体育会系口調というか、八百屋口調というか。

実際には言っていませんが、ところどころに、「てやんでえ」や「あたぼうよう」

と、聞こえるような調子で、機内食のチョイスを迫っています。

 

「おひゃくしゃーん(お客さーん)、チャーハン、トリ、どっちしやすか?」

「のみもの、ナニにしやすか?」「ワイン?シロ?アカ?シロ?」

そして、返事は ちょっとためてからの「(ぁ)ウッスぅ」

 

察するに、仕事を早くこなそうと、日本語で早口を目指した結果、

口を閉じずに話すため、やたらと “さしすせそ” が目立つことなったのかと。

途中、もう、「シャーシャーシャーシャー」としか聞こえなくなってきました。

「上手く言葉のキャッチボールできないかも・・・」となぜか、無意味に緊張。

二人体制なので、新人さんが注文を取ってくれることを、切に願います。

 

すると、日頃の行いの良さがここでも発揮され、新人さんに大当たり。

「お飲みものは・・・?」ときたので、

行きのリベンジをすべく、「グアバジュースと!」と元気良くお願いしたものの、

新人さん、「え、それ何?」みたいな、困った表情に。

 

それを見逃さないベテランさん。カートの反対側から、ググッと体を乗り出し、

「(この子、新人なぁもんで、スマネェな ところで) 飲みもの、ナニにしやすか?」

と、意表をつかれ、「オ、オ、オ、オ、オレンジジュース」と、

全く欲してなかった、オレンジジュースを頼むという、失態。

情けなし、自分。次、頑張ろ。

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羽田到着は、すっかり日が暮れたあと
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空港に鯉が登っております
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上が台北→羽田 下が羽田→台北 微妙に違うチケットの形状
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EVA AIR キティーだよ EVA AIR キティーだよ EVA AIR キティーだよ EVA AIR キティーだよ
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本当に、本当に、本当に抜かりないのです

ということで、復路のハローキティも卒なくこなし、羽田に無事到着。

旅の思い出が詰まったスーツケースを カラカラ引き、それぞれ帰路へとつきました。

 

機内では、お腹いっぱい気味だった、サンリオワールドも、

スーツケースのタグに描かれた人気キャラクターや、

預け荷物タグにひょっこりを顔を出すキティーや、

限りなく乙女チックなボーディングパスを見ると、

不思議と特別な愛着が湧いてくるもの。この刷り込み効果は、絶大です。

他の航空会社も、日本を盛り上げるため、使わない手はありません。

 

サンリオで、この完成度の高いエバー航空の上を目指すことは、難しいので、

日系航空会社のみな様、ここは、日本国民の心、”サザエさん”ジェット、いかがでしょう?

 

もちろん、搭乗は、こちら。サザエさんも、日本各地を旅してますねぇ。

機内食の時間は、この辺りを流してみては?

シートベルトのサインを消すときのエアポーンは、タマにお願いし、

そして、降りるときは、もちろん、こちらで。

サザエさんシンドロームの現象を使い、何だか降機が寂しく、

思わずまた乗ってしまう、という効果を狙えるかもしれません。

きっと、機内で大合唱です。

ANA、JALは難しくとも、関西のノリがある、Peach、いかがでしょうか?

 

「おおきに」のアナウンスが定着してきてしまったので、

次のサプライズに、どうぞ、このアイデア、遠慮なくお使いください。

 

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