旅行記

旅博2012に行ってきました

出発、Departuresの文字にワクワク。

おなじみのあの国から、憧れのあの都市、
未知の航空会社まで。

旅行に関連する企業が
一堂に会する旅行の祭典、
旅博2012@東京ビックサイト。

会場を後にするとき、
あまりのかばんの重さに軽い驚き。

 

アジア最大級、という事は、世界ではもっと大きな旅行博があるということですね。

今年も旅博の季節がやってきました。

外はあいにくの天気ですが、会場内は旅行好きの人々の熱気で暑い、暑い。

気持ち早めの11:30頃に到着しましたが、どこを見ても、人・人・人の満員御礼。

人ごみが苦手な私は、その光景に少々気後れ気味となりました。

強力なスポンサー、成田空港は入り口に大きな看板。

旅博をご存じない方々にその趣旨を説明いたしますと・・・、

9月22日・23日東京ビッグサイトで行わるイベント。

主催は一般社団法人 日本旅行業協会。

来場者に旅の楽しみ、面白さを体感していただけるような

ブース出展や企画展示の他、

世界のフードやドリンクが楽しめるコーナー等もあり、

旅立ちのモチベーションを高めていただけるようなイベントです!

オフィシャルサイトより

スターアライアンスブースには、加盟各航空会社の模型が展示されていました。
愛しのホルスロゴ、エジプト航空機。
航空会社の展示形態で多かったのは、バーチャル上級クラスシート体験。
こちらはユナイテッドのビジネスクラスシート。
一番人気は、JALの新しいシート体験。長蛇の列が。

新シートのお披露目大会となっていた、航空会社ブース。

長距離路線=高額になればなるほど、シートの快適性は重要。

航空会社選びに大きく関わってきます。

 

座席の状態は、実際に乗るまで写真等でしか確認方法がないので、

実体験できるのは、航空会社にとっても、旅行者にとっても良い機会。

食べ物のブースもあります。価格は観光地並み。
色々なところから美味しそうな匂いが漂ってきます。
座席がまったく足りていないのが、残念。床に座って食べている人もちらほら。

海外の食べ物を含め、軽い食事が出来るブースがあります。

再入場もできるのですが、ビックサイトの周りに飲食店が少ない&せっかく来たのだから、

とこのエリアは、他にも増してとても混雑。

 

昨年も思ったのですが、もう少し食事できるスペースを広くする、

もしくは、出入り口に近いところに飲食エリアを置いて、会場の外で食べてもらうなど、

多少、工夫が必要な気がします。

EAST・WESTとあるステージでは、旅に関連する様々ショーが催されています。
写真は、客室乗務員の制服で振り返る、ガルーダ航空の歴史。
民族衣装風がやはりステキです。

昨年は、スターアライアンスの客室乗務員制服ショーを見て、

「やっぱりタイ航空が一番ステキ」、と思ったものです。

 

今年は、ワンワールドと、この写真にあるガルーダ航空の制服ショー。

個人的には、右から2番目の衣装が◎。

違う意味で気になるのが、左から2番目の、事務員風と、左から4番目の肩パット風。

 

これを見ながら思ったのが、その舞台裏。

きっとモデルの方々は現役の乗務員さんだと思うのですが、

どの衣装を着るのか、どうやって決めるのでしょうか・・・。

くじ引き、上司のお気に入り、じゃんけん、力による争奪戦・・・。

気になるところです。

各ブースごとに様々なゲームが用意されています。
こちらは、Air Canada。軽いコスプレをして写真を撮り、
スタンプを集めれると、記念品がもらえる、というもの。
会場で見かける”民族衣装”を着た人々。
素敵な衣装のこちらのマダムは、まったく関係ないブースで、おしゃべりしてました。
ショーの出番を待つ、台湾原住民族ダンサーの人々。
左側の女性は、このあとカメラにポーズをとってくれました。
謝謝。

メインステージ以外にも、各ブースでショーが催されます。

見たいショーをすべて見るのはなかなか難しいので、

本当に興味があるものに絞らないといけません。

旅行に関係する品々でチャリティーオークション。
人気はやはり、飛行機モデル。

A380を持っている航空会社はやはり、飛行機モデルもA380。

この大韓航空機はいくらで落札されたのでしょうか?

モンゴルブースには去年と同じく、ゲルが。
そしてこれまた去年と同じく、ゲルの中には先客が・・・。
どうやら関係者がお金を数えながら、ランチ中。
昨年は老夫婦がお茶してました。
先ほど、違うブースで油を売っていたマダムも、お仕事モード。
民族衣装を着せられた子供と、快く記念撮影に応じます。
メキシコブースの、いかにもメキシコな演奏風景。
バーのようになっているところで、関係者らしい人々が一杯ひっかけてました。
国内エリアには、いわゆるご当地キャラが集結。
そのうちの一人(?)、そばっち。
後ろから見て、うどんっちと勘違い。勉強不足です。

ご当地、ゆるキャラはこんなにいるものなのか、と改めて思い知らされました。

その中でも、『せんとくん』や『ひこにゃん』のように、

全国区に名を知られたスターになれるキャラクターは、ほんの一握りのようです。

陽気な二人の雑談には加わらず、一人集中する、ボトルダンサー。
ヘイッと片足挙げて軽快に踊ります。
この雰囲気とハープ、と思いますが、
今まで知っているハープの音色とは全く違い、ラテンな音。
本命、ボトルダンスに突入。2本などちょろいもの。
あっさりと3本目。
気づいていますでしょうか?
先ほどまで、優雅にハープを弾いていたお姉さんは、ボトル乗せという地味な役回りに。
ボトルダンサーが華麗にダンスを披露している間、慌てて次のボトルを準備する”ハープ演奏者”。
 倒されているハープが何となく寂しそう。
とうどう5本にもなった頭上のボトル。
ハープ演奏者/ボトル乗せ役の方は、イスの上に立ってボトルを乗せます。
ギター演奏者も少し心配そうな表情になる6本目。
ハープのお姉さんが見守る中、6本目ダンサー、出発。
ジャジャーン!と満面の笑み。
お見事!アミーゴ!

最後に、イッテQでイモトアヤコさんが挑戦していた、ボトルダンスショーを見てきました。

絶妙なバランス感覚で、何とも無さげに頭に6本もボトルを乗せて、華麗に踊ります。

 

どうしてもボトルダンスに目が行きがちでしたが、

ハープの演奏も、ギターの方の歌声も見事なものでした。

韓国は盛大にやっていましたが・・・。

会場を後にしたのは、蛍のひかりも一旦鳴り終わった18:30頃(閉会は18:00)。

6時間以上、重い荷物を持ちながらちょこまかと動き回り、足は棒のように・・・。

清々しい披露とともに、帰路につきました。

 

あぁ、旅行に行きたい。

そう思わずにはいられない、充実した旅の博覧会でした。

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