デルタ アメックス ゴールド カードを 1年間使用したみた 正直な感想
「おまけに8,000マイル、あげるよ・・・」
そんな甘い言葉に誘われ
デルタ航空、Skyteam加盟航空会社に搭乗予定もないのに
『デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードカード』に入会してから、早1年
さて、この1年でどれくらいマイルが貯まり
どれくらい、このカードの恩恵にあやかれたのか・・・・
(怖いながらも) 冷静に検証
27,300円という高額な年会費を払い、得たもの・・・
それは、キラキラしたステキなゴールドカードと、
カード入会ボーナスマイル 通常分: 8,000マイル
カード入会ボーナスマイル キャンペーン分: 8,000マイル
カード使用分マイル: 7,635マイル
海外使用ボーナスマイル: 1,813マイル
『ニッポン 500 マイル・キャンペーン』でのマイル 500 x 10搭乗分: 5,000マイル
貯まったマイル数: 30,448マイル
このカードでの決済額: 45万5,191円
年会費: 27,300円
48円也
45万5,191円 ÷ (7,635マイル + 1,813マイル) = 1マイル当たりマイル修行時のように、マイル単価を計算したものの、
その数字に特にピンとくるものはなく、
いまいち27,300円の価値があるのかわかりません。
では、この貯まった30,448マイルで実際どんな旅行が可能かというと、
日本 ⇔ 韓国往復 エコノミークラス: 1.5万マイル
日本 ⇔ 台湾往復 エコノミークラス: 3万マイル
日本 ⇔ 香港往復 エコノミークラス: 3万マイル
日本 ⇔ グアム往復 エコノミークラス: 3万マイル
韓国なら2往復分、台湾、香港へも1年間のカード使用で渡航可。
しかしながら、日本 ⇔ 韓国間、日本 ⇔ 台湾間は、LCCも多く飛んでおり、
キャンペーンなどを利用すれば、往復1万円以下の航空券を見つけられる可能大な路線。
なので、単純往復でこのマイルを使ってしまうのは、非常にもったいない。
是非とも、特典旅行ならではの、通な使い方をし、
そのマイル単価を上げれば、このカードの価値も上がるというもの。
例えば、
羽田空港 金浦空港(ソウル) 仁川空港(ソウル) 千歳空港
これで、1.5万マイル + ¥ 5740(税金)
千歳空港 羽田空港間の航空券を別に用意する必要がありますが、
マイルの特典旅行で、海外、国外とも同時に旅行が可能。
他にも・・・
成田空港 仁川空港(ソウル) 桃園空港(台北)
(航空券を別に用意) 香港空港 仁川/金浦空港 羽田空港
これで、3万マイル + ¥ 9390(税金)
2カ国周遊、ソウルでの乗り継ぎ時間を使えば、3カ国周遊も可。
もちろん、デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
の威力の一つ、デルタ航空 ゴールドメダリオンの恩恵で、
エコノミークラス利用でも、それぞれの空港でラウンジが利用が可能。
成田、桃園、香港、仁川、金浦の4空港訪問も、さほど苦にならないはず。
「いや、1カ国だけ充分です・・・。」という旅行者は、
デルタ航空のマイルプログラム、スカイマイルには有効期限がないという点に、注目。
ぜひとも、少し時間をかけてマイルを貯め、大物を狙う方向で攻めてください。
例えば・・・
日本 ⇔ グアム往復 ビジネスクラス: 5万マイル
日本 ⇔ 香港往復 ビジネスクラス: 5万マイル
日本 ⇔ バンコク・シンガポール往復 ビジネスクラス: 7万マイル
日本 ⇔ ホノルル往復 ビジネスクラス: 8.5万イル
カード更新時の3,000マイル、買い物でのマイル等、気長に、コツコツとマイルを貯め、
使う時は、豪勢にビジネスクラスに搭乗。
これこそ、マイルを使った旅行の醍醐味。
その間に、必要マイル数が増加してしまう危険性は、否めませんが・・・。
ちなみに、今回貯めた計3万マイルのうち、5,000マイルは、
デルタ航空の『ニッポン 500 マイル・キャンペーン』で獲得。
2015年3月31日まで、引き続き、すべての日本国内線で、1 フライトにつき 500 スカイマイル・ボーナスマイルをご獲得いただけます。 JAL(日本航空)、ANA(全日空)、スカイマークなど日本国内線であれば、 航空会社、路線、クラスは問いません! – ja.delta.com
要するに、マイルを利用し発券した『特典航空券』でも、激安LCCでのチケットでも、
日本国内線であれば、片道500マイル分がもらえるという、とても太っ腹なキャンペーン。
詳細は『マイルを使用した特典旅行でも加算可能! な裏道発見』
片道フライトにつき 500 スカイマイル・ボーナスマイル。 期間中、スカイマイル・メダリオン会員の方は、お一人様最大 40 フライト分(合計 20,000 ボーナスマイル)まで、スカイマイル一般会員の方は、お一人様最大 10 フライト分(合計 5,000 ボーナスマイル)までのボーナスマイルをご獲得いただけます。- ja.delta.com
と、付与マイルに上限がありますが、
デルタ航空上級会員であれば、40フライト分まで加算可能。
「デルタ航空のスカイマイルを、貯めたい!」
かつ「期間中、日本国内線に11搭乗以上する予定!」の旅行者にとっては、
入会するだけで、デルタ航空上級会員への門が開くこのカード、なかなか魅力的ではないかと。
さて、買い物等で獲得したマイル以外に、
カードに付随する他のサービスで、そのうま味を再確認。
デルタ航空に入会後、6ヶ月以内に搭乗し、ボーナスマイル獲得
デルタ航空に搭乗し、メダリオンボーナスマイルを獲得
デルタ航空に搭乗し、カード利用マイルを獲得
デルタ航空に搭乗し、ラウンジ利用
Sky Team加盟航空会社に搭乗し、ラウンジ利用
手荷物無料宅配サービス(羽田空港は対象外なため)
国内カードラウンジ利用
海外カード利用ボーナスマイル
・・・・・・ 利用 不利用・・・・・・
ということで、どうやら
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
の威力を充分に発揮させられないまま、1年が過ぎてしまったようです。
キャンペーンの文字に踊らされ、
むやみに年会費の高いカードに入会するのは、やはり考えもの。
とは言え、何だかんだで3万マイルも獲得。
解約するほどのガッカリではないので、来年はもう少しカードの恩恵を受けられると信じつつ、
キラキラ光るゴールドなカードを、そっと財布に戻しました。