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Travelrz.com
ハッキング被害にあいました・・・

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羽田空港 国際線ターミナル 到着ロビーにいらっしゃる、悟空とピッコロさん

おとといの夜、就寝前にさり気なくiPod TouchでTravelrz.comを開いてみると、

そこには真っ白な画面が。

エジプト航空の話も、スイス航空ラウンジの話もそこにはなく、

ただただ、どこまでも白い我がサイト。

慌ててパソコンでサイトを開くと、やっぱり純白。

そして、”Hacked by Krad Xin”の文字・・・。

眠気を追い払いながら、現状の理解に努めます。

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サイトを直す気力もおこらず、傷心を癒すため羽田空港へ

ということで、ちまたで話題の

ロリポップのWORDPRESSサイトが次々と”KRAD XIN”にハッキング』被害に、

このTravelrzも、あっちまいました・・・。

 

『ハッキング – 政府関係サイトや、大企業のサイトのみ攻撃の対象となりうる』

と勝手に思っていたのですが、昨今では個人運営のサイトも狙われるようで・・・。

はたまたTravelrzが、あまりにもタイ航空にかたよった記事を書くため、

妬んだ他の航空会社からの攻撃か?と、ハッキング理由にちょっとした夢を持たせながら、

今回の件をGoogle大先生に聞いてみたところ、

どうやらTravelrzが使用しているサーバーを狙った集中攻撃だった模様。

 

同じく被害にあわれた、8438サイトの皆様、ご愁傷さまです。

復旧作業、一緒にがんばりましょう。

(私のように)バックアップをとっていなくて、泣いた方。バックアップ、とりましょう。

 

Travelrzは、サイトタイトルと

サイト横にあった自己紹介や、旅行グッズ等の欄が改ざんされたのみで、

デザインの崩れや、記事、画像の消失はなく、

「不幸中の幸い」と自分に言い聞かせながら、ちまちまと作業をしている最中。

ちなみに、Travel-Talkersは、被害にあいませんでした。

 

実は最近、本業でも大規模なサーバートラブルがあり、

文明の利器に頼ってしまう怖さと、それに翻弄される人々の愚かさを、

まじまじと実感したばかり。しかしながら、そんな失敗から学ぶことも多いはず。

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ハッキング被害にあったから、8月29日は羽田記念日

ということで、

Travelrz.com、初ハッキング被害記念(?)

(無理やり今回のハッキングと旅行とを関連づけて) 

旅行での失敗談特集

 

フロリダ・WDWに向かうコンチネンタル便が5時間の遅延

⇒ 当初予定到着日の翌朝到着、と言われていたが、どうにか上手く乗り継ぎに間に合い、

予定時間を7時間ほど遅れたのみで、到着

結果、成田空港で利用できる1000円のバウチャーを利用しいただいた、

だし茶漬け屋さん「えん」のお茶漬けは、本当においしかったね、

と、今でも”良い”思い出として残ることに

学んだこと…隣では「新婚旅行」というカップルが、文字通り”泣きながら”猛抗議

しかしながら、飛ばない飛行機は、やはり飛ばず 対応は、やっぱり1000円のバウチャーだけ

お気持ちお察しします… が、人間、あきらめも肝心 「最悪」な瞬間もいつか笑い話になるさ

 

羽田→仁川アシアナ便の遅延により、仁川空港で10時間足止め

⇒たった88分の遅延が奇跡をおこし、なぜか

アシアナ航空ファーストクラスラウンジで、10時間を過ごすことに

学んだこと…いくらファーストクラスのラウンジでも、10時間過ごすのはさすがにしんどい

 

仁川→羽田アシアナ便キャンセルにより、大韓航空ビジネスクラスに

⇒またもやアシアナ航空に泣かされるかと思いきや、

アライアンスを超えた大韓航空のビジネスクラスへとつながり、

結果、完全に『棚ぼた』な体験に

学んだこと… 何が”運”を運んでくるかわからない

 

ソウルでタクシーぼったくり被害未遂

⇒メーター改造タクシーに乗ってしまい、

ソウルの明洞から東大門手前のホテルまでで、まさかの50000ウォンの請求(通常5000ウォン)

同行二人が財布の中身をかき集め、素直に5万ウォン払おうとしているなか、

いつもは小心者の代表Tsumが、「そんなんじゃ、いけないよ」と日本語で説教を交えつつ、

1万ウォンを渡し、下車

学んだこと…悪いことは、悪い 言葉が通じなくとも伝わる気迫

 

ソウルでタクシー”牛歩”被害

⇒メーターをきちんと利用し、遠回りもなく、目的地に新羅ホテルに到着

問題ないかと思いきや、

ホテル敷地入り口からホテル建物入り口へ続く坂を、時速5kmで走行

ゆっくりと100ウォンづつ上がるメーターを見つめながら、

やはりソウルタクシーは、一筋縄ではいかないな、とぼんやり

学んだこと…「プラス500ウォン払うから急いでください」と韓国語で言えたらな、

と現地の言葉を話せることの重要性と、帰国後その重要性をすっかり忘れてしまう悲しさ

 

バンコクでタクシーぼったくり被害未遂

⇒ソウルに負けず、不道徳なタクシードライバーが多い、バンコク

ホテルから空港までの道中、

車内に所せましとお坊さんの写真が飾られている、熱心な仏教徒らしいドライバーが

まさかの”途中”からメーター使用を放棄

しかしながら、吹っかける魂胆にに気づいていたため、車内で500バーツを用意

空港到着後、素直にトランクの荷物を降ろし、遠慮気味に「800バーツ」と言うドライバーに

笑顔で500バーツを渡し「コップンカー」

悪になりきれていないドライバーに、少々ほっこり

学んだこと…信仰心があっても、ぼったくる時は、ぼったくる

 

デルタ航空で安全ベルトが、簡易ベルトに

⇒デルタ・アメリカ国内線利用時、シートベルトを引っ張ると、

ベルト左端が座席からはずれてしまい、なんら安全ではない事態に

満席なエコノミー状況に「もしかしたらアップグレードか」と淡い期待を抱くものの

おもむろに結束バンドを取り出し、適当に結びつけ、「直った」の宣言

世の中、そんなに甘くない、そんな世知辛い経験

学んだこと…ギャレーから結束バンド、まさに備えあれば憂いなし

 

バンコクから羽田へのフライト中、お腹が大変なことに

⇒5時間ほどの飛行時間、トイレと座席を行ったり来たり

持ち歩いている正露丸も、期待通りの働きをしてくれず、ガッカリ

しかしながら、トイレが広く、乗客に対してトイレの数も多い

ビジネスクラスのありがたさを、身を以て感じた、貴重なフライトに

学んだこと…正露丸も、時に無力

 

最後は”旅行中のトラブル”と呼べるのか定かではありませんが、

ほろ苦い旅の記憶と共に、復旧作業中。

いつなんどきでも起きた問題に慌てず、

それを楽しむくらいの余裕を(いつか)持ちたい

そんなことを思いながら、キーボードを叩いております。

 

追記

自分ではワイルドな旅しているつもりでも、

飛行機の遅延ほどしか、旅行での失敗談はないなぁ、

と、のん気に記事を読み返すも、なんだか引っかかるものが。

 

「はて、何か他にもあったような・・・」と、

首をかしげぼんやりと、過去の旅行を脳内再現。

 

思い出しました。

大晦日のニューヨーク・タイムズスクエアで、スリにあったことを・・・。

世界中のどこよりも警官が多いと思われる、

あの時間、あの場所で、見事に財布を盗られました。

 

その『初めての海外旅行となったソウルで購入した』財布の中には、

現金やクレジットカード、キャッシュカードの他に、

アメリカ留学時代の学生証や、免許風身分証明書などの思い出の品も。

 

最後に購入した、『Happy2008』メガネをおでこにかけて、

「財布を盗まれました」

「俺はここの所轄じゃないから、あいつに聞け」

「財布を盗まれました」

「僕はブルックリン担当だから、あっちの女性に聞いて」

「財布を盗まれました」

「私はここ担当ではないから、あっちのステーションへ」

たらい回され、大晦日で浮かれるニューヨークをトボトボ。

 

やっとたどり着いた警察署では、電話片手に対応する受付の女性の気を引くのに一苦労。

「財布を盗まれました」

「・・・」(チラ見)

「財布を盗まれました」

「え、私もパーティーに行くから食べ物残しておいてよ」(電話の相手と会話しながら)

無言で書類を渡される始末。

 

何とかカウントダウンには間に合い、セントラルパークから花火見物。

花火が少しにじんで見えたのは、きっと気のせいではないでしょう。

2008
あぁぁぁ、それは言わないでおいて! ちなみにどこぞやのワンコ

思い出の財布で買った最後のものが、

「2008」メガネとは、なんとも情けない話ですが、

そんなことさえ”都合良く”忘れて行くのです。

 

結局、財布は帰ってこず。

「乱暴な断捨離だった」、とポジティブ(?)にとらえるよう試みるも、しばし傷心。

ですが、そんな騒動に辛抱強く付き合ってくれた同行者に心から感謝。

旅は道連れ世は情け

昔の人は、よく言ったものです。

最近すれている自分に反省し、また、戒めるためにも、

ワンコの写真をパソコンのデスクトップにするべきか否か、

悩むTsumなのであります。

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