
旅博 2013 今年も行って参りました
9月14日・ 9月15日と開催された 『JATA旅博』
今回は、少し会場が拡大され、台湾ブースや食事スペースが別会場に。
旅好きが一同に会する「旅博」会場の熱気を、写真と共に伝えします。

台風が近づき、『絶好の旅博日和!』、とは言えない中、
大勢の旅好きで賑わう旅博会場のビッグサイトに到着したのは、午後12頃。
まず驚いたのが、入場チケットを買うのにこの長蛇の列。
チケット購入に20分以上かかり、いきなり大きな時間のロス。
現金専用窓口で20分、カード払い(JCBカード利用で100円引き)だと、それ以上かかった模様。
この日のために、1ヶ月以上前から、仕事のお休み申請をしていた、TsumとAriさん。
それほど旅博への想いがあるのならば、
来年は素直に前売り券を購入しよう、とすでに心は1年後の旅博へ。


会場に入ったら、まずガイドブックをもらいましょう。
そしてザッと目を通し、お目当てのブースやショーを確認。
軽くブースを冷やかしながら、
One Worldによる、キャビンアテンダントショーを見るために、Eastステージへ


さすがに、”加盟航空会社すべて”、ではありませんが、
カンタス・フィンランド・ブリティッシュ・JAL・アメリカン・キャセイ・マレーシア・S7
計7航空会社が、制服をお披露目。
圧倒的存在感を放つのは、カンタス航空の新しい制服。コートと帽子付き。
民族衣装が美しいマレーシア航空や、
プロフェッショナルな雰囲気を醸し出すキャセイ航空に比べ、
インパクトに欠ける、中央JALの制服。
「JALと言えば、あのデザイン。」
そんな制服をいつか・・・期待しております。


One Wolrdブースでは、先ほどショーを終えたばかりのクルーが、風船を持って横並び。
なぜか、マレーシア航空の二人が見当たりません。
この後、キャセイの二人は、よりカジュアルな制服に着替えていました。
お色直し、お疲れ様です。


今年も大盛況だった、Star Allianceスタンプラリー。ハンコを押すために並ぶこともしばしば。
昨年に比べ、景品が”小さく”なった感が否めませんが、☆組としては、
そこにStar Allianceの文字があるだけで、充分。

成田空港のブースでも、恒例スタンプラリー。
こちらも昨年は数種類から”選択”できた景品から、付箋紙オンリーへ。
また、昨年は本物のパスポートのように写真付きだった台紙から、シンプルなタダの台紙へ。
昨年は、写真撮影に時間がかかり、台紙をもらうだけで常に30分以上待つ状態。
時間が気になる参加者にとっては、ありがたい決断。


各ブースでは、自慢の品々や、”人々”を展示。
マレーシアのブースの黙々と刺繍(?)をする職人さん、タイブースのタイ式マッサージ師、
スリランカブースの踊り子さん、などなど。



今年は別会場となった、食べ物屋台が並ぶコーナー。
座席数も例年と比べれば増えたと思われますが、それでもまだまだ足りず、
購入したご飯を片手に、フラフラとさまよう人々。
まさに椅子取りゲーム状態で、ゆっくりと食事を楽しめる雰囲気ではありません。
珍しい料理が並び、より旅気分を味わえるはずの一角も、この混沌とした中では台無し。
席取りをあきらめた人々が、もらったばかりのパンフレットを下に敷き、
床に座って、黙々とご飯を食べるその風景は、
日本ではない、どこか遠い国を彷彿とさせ、ある意味異国情緒ですが、
もう少しどうにかなるのでは?と思ってしまいます。



メニューの相場は、500円〜800円ほど。購入は現金のみがほとんどです。
屋台の人々も、これほどの人数をさばくのに慣れていないのか、どこも作業はのんびり。
ハワイのブースでは、途中”ご飯”がなくなり、
「今、ご飯がなくなってしまい、炊けるまで少々時間がかかります・・・」
と、客さんにご飯以外のメニューをすすめるものの、
ロコモコなどほとんどが『要ご飯』メニュー。
ご飯を切らしてしまうとは致命的ですが、そこにはアロハな空気が流れており、
お店の人々は、長蛇の列に慌てる様子もなく、ただ炊飯器を見つめるのみ。

別会場にあっても、台湾人気を物語るように、人々で賑わう台湾ブース。
1、2を争う大きなブースに、台湾の日本人旅行者獲得への気合いが感じられます。
7月に代官山にできたという、「春水堂」(この旅博で知りました・・・)
タピオカミルクティー発祥のお店ということもあり、
その珍珠奶茶の作り方はとても複雑で、素人には分からないこだわりが。
珍珠奶茶試飲と引き換えとなるアンケートには、
「これから春水堂へ行きますか?」という項目があり、
疲れているからこれからはムリだけど、いつかきっと、という思いで、『はい』に○。


チャリティーオークションでは、やはりモデルプレーンが人気。
それ故、オークションを待つことなく、即買いされた機体もちらほら。
航空会社のロゴにトキメキを感じる者としては、
もう少し貴重度が高い品々があると盛り上がるのでは?などと余計なことを思ったり。


お兄さんの鍛えられた筋肉はダンスだけの賜物ではなかろう、と推測

ガッチリ見つめられ、あまりの恥ずかしさに目をそらすTsum
ちょっとしたゲームに参加し、ことごとく「残念賞」をいただいたり、
シンガポール航空のCAさんや、ハリボテコアラと写真撮影をしたり、と
旅博を思う存分楽しみました。
閉館の案内と「蛍の光」、ハワイアンミュージックが入り混ざる中、
華麗に踊るフラダンサーを愛で、会場を後に。
(まだ演奏が続いている間は、「蛍の光」は遠慮しては?と多少の憤り)




今年は、寂しめな旅博での入手品。
昨年もちらほら見かけましたが、
今年はより『Facebookの「いいね」でプレゼントもらえる率が』高くなり、
スマホから離れた生活をしている二人にとっては、痛手。
会場には旅好きなシニアの方々も多く、
「え?Facebook?なに?」という場面も、ちらほら。
旅博にブースを出す企業のみなさま。
来年は、その場限りの人気票獲得に躍起にならず、
旅行好きの心をくすぐるイキな演出を、ぜひ。