香港空港でラウンジホッピング シンガポール航空編

広い、広い香港国際空港に、
スターアライアンス・ゴールドメンバーが
入れるラウンジは、3つ。

ユナイテッド航空に続いて、2番目に訪ねたラウンジは、
シンガポール航空のシルバークリスラウンジ。

シンガポール航空のシルバークリスラウンジは、15番ゲート近く。

タイ航空やユナイテッド航空のラウンジとは違い、

エレベーターで上がらずとも、たどり着けます。

ラウンジへ行く前に、ちょっと寄り道。

出国審査後の、制限エリア内にあるレストラン”翠華餐廳 Tsui Wah Eatery”

場所は、Departures East Hall, Level 7、20番ゲート方面にあります。

香港空港のレストラン・ショッピング地図。香港空港の施設地図。

日本で言う、ファミレスのような存在ですが、お目当ては食事ではなく、香港ミルクティー。

ペットボトルに入ったものを購入出来るので、1時間30分ほどと短い滞在ながらも、

香港の味を機内に持ち込むことができました。

シルバークリスラウンジの第一印象はとにかく、「広い。」

利用者もまばらなため、余計に広く感じるようです。

タイ航空やユナイテッド航空のラウンジにあるような開放感は、感じられないものの、

他のラウンジにはない、落ち着いた雰囲気が漂います。

さすがに、もうお腹がいっぱいのので、取りあえず写真撮影に徹していると、

ひとりの女性係員が、怖い顔をしながらつかつかと近寄ってきて、

何かを指差しながら伝えてきます。

最初は怒られているのかと思ったのですが、よくよく聞いてみると、「Food is next room.」

よほど飢えているように見えたのか、はたまたおばちゃん渾身の1品があるのか、

「食事なら、あっちの部屋だよ。」と教えてくれました。

優しいおばちゃんにお礼を言い、いざNext Roomへ。

確かに、タイ航空やユナイテッド航空のラウンジと比べると、食事はとても充実。

残念ながらそれらを試す胃袋の空きがなく、ただただ指をくわえて眺めるのみ。

驚いたことに、「せっかくおばちゃんが案内してくれたのに、何も食べないのは悪い。」との、

非常に聞き苦しい言い訳つぶやきながら、Ariさんはふらふらっと食事コーナーへ。

Tsumの冷ややかな視線をよそに、サラダとスープを完食。

アイスクリームはもちろんハーゲンダッツ。ポイント高し、です。

総合的にとても良いラウンジなのですが、大きなマイナスポイントが1点。

ラウンジ内にトイレがないのです。(ので、もちろんシャワーもありません。)

トイレは、ラウンジを出て左手にある、空港のものを使用。

食事コーナーはラウンジの奥まったところにあるので、移動だけでも少し面倒。

そして混雑していて、お世辞にもキレイとは言いがたいトイレを使用しなければいけません。

そこだけを改善していただければ、使いやすいラウンジになるのに・・・、

と、少し残念な気持ちでラウンジを去りました。