
ソウルは金浦空港のアシアナ航空ラウンジでのひととき

ソウルの羽田、こと金浦国際空港
今や羽田空港は、国内線用にちょっとオマケで国際線を付けました
・・・な時代を脱却し、成田をも脅かす立派な国際空港に
しかしながら、金浦空港は未だにどこか昭和を彷彿とさせる造り
そんな、どこかのんびりとした雰囲気の空港で
アシアナ航空のラウンジを覗いてきました



まず、入り口の大理石と真っ赤なカーペットが、
成金感を大いに演出し、一抹の不安を覚えます。
ちなみに、なぜか自動ドアの後に、もういっちょ自動ドア。・・・なぜでしょう。
そんな2ドアに行く手を阻まれつつも、念願のラウンジ入室。
開口一番は、「狭い!」
その二重ドアの無駄なスペースを無くして、ちょっとでも広く使ったらいいのでは?と老婆心。


室内はお世辞にも広いとは言いがたく、便が重なった時間帯もあるのか、どこもギュウギュウ。
座席探しに、一苦労。どうにか、端っこに席を確保し、いざ、探索。
そして、瞬時に終了。残念ながら、それほど見るものや、訪れるところはありません。





食べ物・飲み物どちらとも、種類は少なめ。
ソウル市内から、電車・車で30分の好立地な空港。
安くて、美味しい韓国料理ものが溢れているソウルで
「こんなラウンジで、お腹を満たしたら胃袋が泣くよ。
市内で美味しいものを食べ納めるためにも、ここは質素にしたよ。」
という、アシアナ航空のにくい心遣いなのでしょう、と都合のいいように解釈。


そんなラウンジでの一番人気は、辛ラーメン。
日本人がサクララウンジで、カップヌードルをすすりたい、
という欲求に駆られることは、少ないと思うのですが、
韓国の方々にとって、ラウンジ=辛ラーメンなのか、
至る所で、ズズズズズズズゥゥゥという、音が。
そんな韓国の方々の深い辛ラーメンへの愛が、
ここラウンジでも垣間 嗅げます 聞けます 見れます。

しょっぱい匂いが充満するラウンジを、ちょっと早めに退出。
搭乗までの残りの時間を、フラフラと過ごします。
仁川空港に比べ、出国審査や手荷物検査にかかる時間も短い、金浦空港。
この便利な空港を使う旅行者の方々は、なるべくギリギリまでソウル市内で過ごし、
または、目の前のショッピングモールで時間を潰し、
食べ収めの韓国料理を堪能し、なるべく空港内にいる時間を短くしておくと、
最後まで充実したソウル旅行を楽しめる、ような気がした韓国旅の終わりなのでした。