
航空会社クレジットカードを『ジャケ買い』

残念ながら、日本では未発行
巷にあふれる、様々な種類のクレジットカード。
航空会社と提携しているカードだけでも、かなりの数があります。
特典や保険の種類、年会費など、比べ始めるとキリがありません。
いっそ思い切って、それらをすべて忘れ、”ジャケ買い(申し込み)”。
そんな潔い旅行者の方々向けに、
美しいデザインの航空会社提携クレジットカードを、集めてみました。
**ジャケ買いとは?…レコードCD、DVD、本などのメディア商品を内容を全く知らない状態で、
店頭などで見かけたパッケージデザインから
好印象を受けたということを動機として購入すること。Wikipediaより。**
現在の主力カードは、楽天カード。100円毎にポイントが貯まり、
貯めたポイントは、楽天市場や楽天トラベルで1ポイント=1円として使える上に、
2ポイント=1マイルとしてANAのマイルにも交換することができ、お得感満載。
2012年のANA・修行時、エジプト航空のビジネスクラス約50万円をカードで支払った際には、
【支払いがタイ・バーツで行われていること、金額が今までになく大きいこと】を理由に、
カード会社から本人使用確認の電話があり、安全面でも今のところ全く問題はありません。
ですが、ひとつだけ難点が…。
そう、あの、お世辞にも美しいとは言えないロゴを、全面に押し出したカードデザイン。
海外でこのカードを出すと、漢字で書かれいる楽天ロゴへの視線が冷ややかに感じるのは、
単なる被害妄想かもしれませんが、あのデザインに心躍るものがないのも事実。
楽天カード会社の皆様。ぜひ次回のカードデザインの参考として、
下記のカードデザインを見ていただければ、これ幸い。
そんな秘めたる想いを込めながら、早速カードをご紹介。
スターフライヤー x MasterCard

デザインで選ぶステイタス スターフライヤーカード
と、オフィシャルサイトでも謳っているように、非の打ち所がない、とても美しいデザイン。
Masterの他にも、VisaやJCBでも発行していますが、
個人的に黒いカードと”MasterCardロゴ”の組み合わせが一番かっこ良いと感じます。
そしてこちら、驚く事に年会費が無料。
今ならキャンペーン中で、1000マイルもらえる太っ腹さ。
基本情報
年会費: 無料
マイル: 200円=1マイル
マイルはスターフライヤーの航空券だけでなく、オリジナルグッズ等とも交換可能。
詳しくは、こちら
タイ航空 x JCB

お次は、JCBが発行する、我らがタイ航空のクレジットカード。
ひいき目か、ひいき目ではないかと問われれば、大いにひいき目ですが、
それでもこのロゴにときめかずにはいられない、華やかなデザイン。

こちらのVISA版もありますが、ロゴの大きさや背景はJCB版がよりいっそう、
タイ航空らしさ感じさせるデザインになっています。
基本情報
年会費: ゴールドカード 15,750円/一般カード5,250円
マイル: 100円=1マイル
残念ながら、タイ国内・エコノミークラス往復でも1万5000マイル必要なため、
なかなか、マイルでの旅行は難しいですが、
あくまでも、『持っているだけで』幸せを感じられる一枚、として・・・。
詳しくは、こちら
ユナイテッド航空 x JCB

お次は、2010年にコンチネンタル航空と合併したユナイテッド航空。
会社の名前はユナイテッド航空ですが、ロゴはコンチネンタル航空のものを使用。
そのロゴがカードいっぱいに広がるデザイン。
こちらの白は、年会費が一番安い、クラシックカード。
基本情報
年会費: 1,312円
マイル: 200円=1マイル
ユナイテッド航空のマイルプログラムは、マイルを購入出来ることもあり、
特典旅行が取りやすいプログラムのひとつ。
コツコツ貯めれば、マイルで旅行も夢ではありません。
詳しくは、こちら
デルタ航空 xアメリカンエキスプレス


アメリカ系航空会社が続き、こちらはアメリカンエキスプレスエキスプレスが発行する、
デルタ航空のクレジットカード。
JCBから発行されているカードもデザインはよく似ていますが、
表面のマットさや、ロゴの下に見える影がオシャレ。
基本情報
年会費: 12,600円/ゴールドカード27,300円
マイル: 100円=1マイル
年会費、27,300円と決して安くはないゴールドカードですが、
実は、このカードには驚くべき付帯サービスが・・・。
デルタ航空の上級会員資格、『ゴールドメダリオン』が付随するのです。
修行せずとも、このカードを持つだけで、デルタ航空が加盟している航空アライアンス、
Skyteamのステイタスは最高位の『エリートプラス』。
Skyteamへの加盟航空会社は年々増え、
ベトナム航空、チャイナエアライン、大韓航空、
ガルーダ・インドネシア(2014年加盟予定)のアジアに強い航空会社や、
KLM、アリタリア航空、エールフランスなど、オシャレな航空会社も加盟しており、
他のアライアンスに遅れを取りながらも、使い勝手が向上中。
詳しくは、こちら
アシアナ航空 x JCB アシアナ航空 x Master

一見、そっくりに見える二つのカードですが、JCB版にはUCの文字がなく、スッキリ。
Master版は、ASIANA AIRLINES横のロゴが、アクセント。
どちらもカード上の『アシアナカラー』が、控えめながらも、眼を引くデザイン
基本情報
年会費: 1,312円
マイル: 100円=1マイル
残念ながらアシアナ航空のマイルプログラムは、アシアナ航空を頻繁に利用する旅行者以外、
全く魅力がありません。
が、仁川発券等でアシアナ航空を利用する方は、一考の価値あり、です。
詳しくは、こちら
シンガポール航空 x VISA

タイ航空のカードにも似た、エキゾチックな柄のデザイン。
青みがかった紫が、高級感を醸し出していますが、意外にも年会費は、3,000円以下とお得。

JCBから発行されているカードデザインは、VISAのものに比べると、パッとしません。
KrisFlyerのフォントも、洗練されているとは言いがたいもの。
基本情報
年会費: 2,625円
マイル: 100円=1マイル
シンガポール航空では、特定の機種(A380など)のビジネスクラス、
また、全機種のファーストクラスは自社のマイルプログラム、
『KrisFlyer』以外には解放していないため、
どうしても特典旅行でシンガポール航空のA380ファーストクラスに乗りたい場合、
KrisFlyerでマイルをコツコツ貯めるしか方法がありません。
(有償ならば、東京⇄ロサンゼルス間で、80万円ほど・・・。)
詳しくは、こちら
フライングブルー x VISA

(エアーフランス航空・KLM航空)
シンプルなデザインのVISAが発行する、フライングブルーのクレジットカード。
ヨーロッパの航空会社では他に、アリタリア航空もクレジットカードを発行していますが、
コーポレイトカラーの緑がまぶしい、なかなかな・・・デザイン。
こちらのカードは、クラシックカードで、年会費は、1,312円。
基本情報
年会費: 1,312円
マイル: 1,000円= 10マイル
詳しくは、こちら
ANA xアメリカンエキスプレス

最後にご紹介するのは、アメリカンエキスプレスが発行する、ANAのクレジットカード。
日本の航空会社が発行するクレジットカードは、
どうしても提携する会社やポイントプログラムが多いため、
デザインがごちゃごちゃしがちですが、こちらはスッキリと落ち着いた雰囲気。
これを支払い時に出せば、『格好良い大人』を演出できそうです。
基本情報
年会費: 7,350円
ポイント: 100円=1マイル(ANAグループでは、1.5倍)
詳しくは、こちら
他にも、海外ではオシャレなクレジットカードが多くあり、見るだけでも楽しめます。
海外旅行では、お店によって使えるカードが異なるのはもちろんのこと、
特定のカードブランドと提携してキャンペーンを行っていることも多く、
どのカードブランドも揃えておくと、何かと心強いもの。
例えば、ハワイでのJCBカード定時でワイキキ・トロリーの乗車賃が無料、など。
あまり多くのクレジットカードを持つ事は推奨しませんが、
キャンペーンなどに便乗し、
今まで持っていなかったカードブランドでの1枚を検討してみるのも、良いかもしれません。