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いつ何時でも ラウンジへ SFC・JGC・Delta Gold持ちでも 楽天プレミアムカードは必要?

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この4枚があれば、最強?

国際線へのチェックイン 優良旅人は2時間前に空港到着
が、思ったよりサクサクとことが進み
気がつけば、搭乗まで1時間半

免税品に惹かれるものもなく
お茶をしようものにも、その空港価格にひるみ…

「こんな時、ラウンジに入れればなぁ。」
そんな思いを叶えるクレジットカード4枚
『あと1枚で王手』な状態で、悩み始めました

 

とうとうピーチが羽田空港に就航!そして、行き先は台北!午前6時発でこの人!大人気!

格安航空会社が続々登場し、片道数千円で海外へ。

訪日ブームの波を受け、地方空港にも海外航空会社が就航。

年に1回だった海外旅行が、同じ予算で、年に3回となり、

『海外旅行』という言葉に、昔ほどの特別感がなくなってきた、昨今。

 

いつもは免税店をフラフラして過ごした時間も、

どんどん進む円安と、他国の”爆買い”に押され、楽しくなく。

市内で美味しい麺が、1杯120円で食べられることを知っているなか、

微妙な味のコーヒーに、500円を出すのもなんだか切なく・・・。

そんな旅行者も、増えたのでは?

 

空いているベンチを探そうにも、3席分使って寝ているバックパッカーや、

大っぴら授乳している女性二人の隣に座るのも、落ち着かず・・・。

仁川空港にあるテレビのチャンネルを勝手に変える、明らかに旅行者なおじさま
そして、その後ろのベンチでは、「ここは我が家か?」な勢いで、赤子に授乳する、大胆な2人のお母さん

こんな時、『LOUNGE』と書かれた部屋に吸い込まれて行く人々と、

自分のチケットに書かれている”Y (エコノミー)”という文字を、

交互に見つめながら、深いため息をついたものです。

 

数年後。その”Y”なチケットでも、ラウンジへ入れる方法があることを発見。

格安チケットを利用しながらも、搭乗前のひととき、

憧れのラウンジで過ごす旅を、実現することができるようになりました。

どのようなサービスを、どうすれば受けられるかは、過去の記事をどうぞ。

 

▶︎ 航空会社の上級会員になりたい・・・どうすりゃいいのさ!

▶︎ ANA、プラチナになりました 修行ルート編

▶︎ SFC と JGC はたまた デルタ ゴールド ピッタリなのは この1枚

▶︎ ANA/SFC と JAL/JGC、違いってなあに?

台湾へは、チャイナエアラインかLCCで、格安旅行

しかしながら、人間とは欲深く、またわがままなもの。

SFC、JGCを持ってしまったからゆえに、乗れる航空会社が絞られてしまう事実にジレンマ。

だって・・・。

 

 台北には、現地に一番長くいられる、チャイナエアライン、

または、セール価格のLCCで、ピーチやタイガーで飛びたい。

 

 バンコクには、愛してやまないタイ航空、

または、日本国内を経由すると、格段に安くなるJALで行きたい。

 

icon-plane 香港には、ラウンジのヌードルバーで担々麺をすすり、

愉快な広東語でのアナウンスを聞いて、香港気分を盛り上げるため、キャセイで行きたい。

 

 シンガポールには、赤いシンガポールスリングで、機上乾杯し、

担当CAさんのサロンケバヤを愛でるため、シンガポール航空で行きたい。

 

 韓国には、機内ドアを締める時の「ナンバー ポー(4) クリア」を聞くため、

機内食に付いている、絵の具式コチュジャンをもらうため、アシアナ航空で行きたい。

 

 各国、各都市が近い東南アジアに行ったならば、

電車価格な格安LCCで2、3カ国周遊し、それぞれのグルメを堪能したい。

ラウンジで飲むコーヒーは、いつもの5倍美味しく感じる不思議

そして、そのどんな場面でも、空港で飛行機をボヤッと眺めながら、

ラウンジでまったりと、お茶がしたい。

くだらない、実にくだらない欲求ですが、旅行に行くたび、その思いは強くなるばかり。

 

 

ラウンジ入室への鍵 (なクレジットカード)  ・・・持ってる   icon-times-circle ・・・持っていない

icon-check-square-o ANA SUPER FLYERS カード (リンク先は、ただのANA VISAカード)

 JAL JAL GLOBAL CLUB-A カード (リンク先は、ただのCLUB-Aカード)

 デルタ航空 デルタ アメックス ゴールド カード

  楽天 楽天カード プレミアムカード

 

気がつけば、4枚中 3枚所持の制覇目前。

あと1枚のところで、その必要性について悩む日々が始まりました。

何がどうして、そうなってしまったのか・・・ こちら、桃園空港のエバー航空ラウンジ

それぞれのカードで、『どんな時』に『どの』ラウンジに入れるの?

 

icon-credit-card  ANA SUPER FLYERS カード

エコノミー、ビジネスに関わらず、スターアライアンス系列の航空会社を利用時

 

icon-location-arrowユナイテッド icon-location-arrowルフトハンザicon-location-arrowエア カナダicon-location-arrowタイ航空
icon-location-arrowニュージーランド航空 icon-location-arrowANA  icon-location-arrowシンガポール航空  icon-location-arrowオーストリア航空
icon-location-arrowアシアナ航空 icon-location-arrowLOT  icon-location-arrowアドリア航空  icon-location-arrowクロアチア航空 icon-location-arrowTAP  icon-location-arrow南アフリカ航空
icon-location-arrowスイス  icon-location-arrow中国国際航空 icon-location-arrowトルコ航空  icon-location-arrow エジプト航空  icon-location-arrow ブリュッセル航空
icon-location-arrowエーゲ航空  icon-location-arrow エチオピア航空  icon-location-arrowアビアンカ航空  icon-location-arrowTACA航空
icon-location-arrowコパ航空icon-location-arrow深圳航空icon-location-arrowエバー航空icon-location-arrowエア・インディア

 

  JAL JAL GLOBAL CLUB カード

エコノミー、ビジネスに関わらず、ワンワールド系列の航空会社を利用時

▶︎アメリカン航空  ▶︎ブリティッシュ・エアウェイズ   ▶︎キャセイパシフィック航空
▶︎JAL ▶︎カンタス航空 フィンランド航空 ▶︎イベリア航空 ▶︎ラン航空▶︎ロイヤル・ヨルダン航空  ▶︎S7航空 ▶︎エア・ベルリン▶︎マレーシア航空 ▶︎カタール航空
▶︎TAM航空 ▶︎スリランカ航空

 

 デルタ航空 デルタ アメックス ゴールド カード

エコノミー、ビジネスクラスに関わらず、スカイチーム系列の航空会社を利用時**

▶︎デルタ航空 ▶︎アエロメヒコ航空 ▶︎エールフランス ▶︎大韓航空 ▶︎チェコ航空 ▶︎KLMオランダ航空▶︎アエロフロート・ロシア航空 ▶︎エア・ヨーロッパ ▶︎ケニア航空 ▶︎中国南方航空 ▶︎アリタリア-イタリア航空 ▶︎タロム航空 ▶︎ベトナム航空 ▶︎チャイナエアライン ▶︎中国東方航空 ▶︎厦門航空 ▶︎アルゼンチン航空 ▶︎サウディア ミドル・イースト航空 ▶︎ガルーダ・インドネシア航空

 

  楽天 楽天カード プレミアムカード

エコノミー、ビジネス、LCCなど利用航空会社関係なく、提携ラウンジがある空港利用時

プライオリティ・パス提携ラウンジ 主要空港

▶︎成田空港 ▶︎関西空港 ▶︎セントレア空港 ▶︎福岡空港 ▶︎仁川空港 ▶︎香港空港 ▶︎桃園(台北)空港 ▶︎スワンナプーム(バンコク)空港

 

リストにしたものの、いまいちピンとこない・・・。

ふむ、ふむ。

この4枚持ち旅行者が、どんな場面で、どんなラウンジが使えるのか、

妄想旅行しつつ、必要度、検証してみました。

羽田から、ピーチで台北!

就航ホヤホヤ!LCC ピーチを利用し、羽田を出発。いざ、台北・桃園空港へ

 

LCCを利用。この時点で、『SFC』『JGC』『デルタ』の”上級会員系”は、利用不可。

残るは、楽天プレミアムカードに付随するサービス、

『プライオリティ・パス』を利用してのラウンジ入室。

出発空港となる羽田に、プライオリティ・パスで入室できるラウンジは、・・・なし。

が、デルタ アメックス ゴールドの存在を忘れては、なりません。

 

アメリカン・エクスプレス・カードの特典を利用し、ラウンジへの入室が可能。

羽田空港では、出国審査を終えてすぐ目の前の免税店、の上にある、『Sky Lounge』。

デルタ アメックス ゴールドならば、本人と同行者一人、入室が可能です。

 

では、帰国時。

台北の空港となる桃園空港には、プライオリティ・パスで入室できるラウンジが2つ。

「なるほど、なるほど。ならば、帰りにラウンジでまったりとできるな。」

が、ここで、注意!

 

TransAsia VIP Lounge: 営業時間 05:30 – 20:00 daily

More Premium Lounge: 営業時間 06:00 – 23:30 daily

台北を深夜1時に発つ、ピーチの便。

そうなのです。それより前に、ラウンジが閉まってしまうのです。

ということで、羽田からLCCで台北に行く場合、

帰国時に利用できるラウンジは、残念ながら、ゼロ。

チャイナエアラインは、LCC価格並みの航空券を出すことも!

格安!チャイナエアライン エコノミークラスで、台北・松山空港へ

 

チャイナエアラインは、Skyteamに所属。

ということで、同じくSkyteamに加盟している、デルタ アメックスの出番です。

残念ながら、羽田空港には、Skyteam所属航空会社のラウンジがひとつもないため、

入室できるのは、共同ラウンジとなる、TIAT LOUNGE ANNEX。

24時間営業しているので、朝7時20分発と朝早いCI223便利用でも、ラウンジ入室は可能。

ただ、公共機関を使い、その時間に空港へたどり着くのが、なかなか難しいですが・・・。

 

帰りの台北・松山空港。

小さな空港のため、入れるのは、共同ラウンジ。

その様子は、こちらの記事で。

大型台風 蘇迪勒が迫る中 さて 日本へは帰れたのでしょうか?

台北での楽しい想い出と共に、最後の台湾ビールや魯肉飯を楽しむことができます。

日本からはあまり時間が良くないホーチミン路線。香港をはさむと、ちょうど良い時間帯に

キャセイ・パシフィックで、羽田空港から香港を経由し、ホーチミンへ

 

空の権威、スカイトラックス社から、5つ星を獲得している、キャセイ航空。

(この5つ評価を受けた航空会社は、たった7社のみ)

メインにしている香港空港の評価もとても高く、

旅行者として、安心して利用できる航空会社。

 

そんな優良航空会社でありながら、意外や意外。

キャセイ航空は、エコノミー、ビジネス共に、お値打ち航空券がちらほら。

羽田空港から香港へ深夜便も飛ばし始めたことで、機内泊が利用可能。

香港乗り継ぎながらも、例えばバンコクならば、午前中には到着。便利です。

 

キャセイ航空利用時、活躍するのは、同じOneworld所属のJAL上級会員、JGCのカード。

出発の羽田空港では、和なデザインが美しいJALのサクララウンジ、

そして『食事が最高』という噂の、キャセイ航空のラウンジ。

JGCを保有している旅行者は、同伴者1人を含め、どちらのラウンジも入室可能。

ぜひ、羽田空港に気持ち早めに到着し、ラウンジでの優雅なひとときをお楽しみください。

こちら、香港のキャセイ航空・ラウンジ。 麺のお味は、市内の専門店に劣らず!

経由地となる香港は、キャセイの拠点。

もちろん、空港ラウンジにも非常に力を入れていて、

出来たての点心や、担々麺、ワンタン麺を提供する『ヌードルバー』、

そして、白いカウンターが特徴的な『ロングバー』

モダンで、清潔なシャワー室を完備し、至れり尽くせり。

ぜひとも、上級会員としての特権、十二分にご利用を。

 

帰国時のホーチミン。

JGCをかざして入室可能なラウンジは、Rose Loungeという名前の共同ラウンジ。

こちらには、残念ながら、シャワーはなく。

一方、プライオリティーパスで入室可能な、

APRICOT LOUNGEという、ずいぶんと可愛い名前のラウンジには、無料のシャワーが。

JGCと楽天プレミアムカード持ち旅行者は、2つのラウンジから選択可能です。

バンコク⇄シンガポール間は、様々なLCCが飛行機を飛ばしています

名古屋から、タイ航空・直行便でバンコクへ。そこから、Air Asiaでシンガポールへ

 

最寄りの空港から、行きたいところへ、直行便が出ていない・・・。

便はあるけども、本数が少なく、希望の時間に飛んでいない・・・。

羽田や、成田を経由便する便だと、余計な時間がかかる上に、チケットが高い・・・。

そんな旅行者は、思いきって、直行便+LCCという選択もあり。

 

例えば、バンコク⇄シンガポール間は、2時間ほど。金額も片道、3,000円ほどから。

電車の時刻表かと思うほど、便も多く飛んでいます。

直行便で一度バンコクまで飛び、そこから、別購入したチケットで、シンガポールへ。

そんな旅行もサクッとできる、便利な世の中に。

こちら、名古屋・セントレア空港のStar Allianceラウンジ

バンコクまで、名古屋からタイ航空で。

名古屋・セントレア空港で利用できるラウンジは、Star Alliance共同ラウンジ。

SFCをかざせば、同行者一人も入室可能。

こちらのラウンジ。楽天カードに付いている、プライオリティー パスでも入室可能。

プライオリティーパス保持者は、もうひとつ、大韓航空のラウンジも利用できます。

 

バンコク・スワンナプーム空港からLCCの場合、プライオリティー パスが威力を発揮。

入室できるのは、LOUIS’ TAVERN CIP FIRST CLASS LOUNGE。

空港内に、計6カ所あるようで、コンコースGにあるラウンジには、シャワーも完備。

もう1便乗る前に、サッと汗を流せるのは、ありがたいものです。

 

巨大エンターテイメント空港、シンガポール・チャンギ空港には、

プライオリティー パスで利用できるラウンジが、なんと10カ所!

3つあるにターミナルに、それぞれラウンジがあります。

日本にある『どこか寂しい、昭和なカードラウンジ』とは異なり、

どれも、立派な施設ばかり。

 

LCCを利用して、一人旅なシンガポールが多い旅行者は、

楽天プレミアムカードに年会費1万円払っても、

これらのラウンジを利用すれば、あっという間に元が取れる、と皮算用。

分かります、分かります。踊らされてしまう気持ち、分かります

ということで、旅行パターンから見た、利用できるラウンジの色々。

「LCCで行けるのは、4時間以内飛行までが限界」、と前回の日帰りピーチ旅行で悟り、

シンガポール、クアラルンプールへLCCという選択肢は、今のところなし。

結果、楽天 楽天カード プレミアムカードへの入会は・・・。

現状『必要なし』とわかり、スッキリ、サッパリ。

 

お得な特典が付いているから、とホイホイクレジットカードに入会しては、

年会費がどんどんかさばり、旅行どころか、破産。

オンラインでポチッとする前に、自分の旅行スタイルを思い浮かべながら、

「本当に、このカードでラウンジやらの恩恵を受ける日が来るかしら?」と、ひと呼吸。

 

もし「・・・。」な場合。

その年会費分で、旅先でのホテルをアップグレードしたり、セールのLCCチケットを買ったり、

デザートをもう一品増やしたり、1日多く滞在したり・・・。

そんな使い方も、アリでございます。