2泊7日のANA・SFC修行を今さら振り返る日々 —の第13弾
ニューヨークを去り、またカイロへと戻ります。
ニューヨークの空港はジョン・ F・ケネディ空港。
世界有数の巨大空港ながら、どことなくアットホームな雰囲気の空港。
これからの長いフライトに備えて、ラウンジへと急ぎます。
恐ろしく無愛想なチェックインカウンターの女性に驚きつつ、
無事にカイロ行きのボーディングパスと、
スイス航空のラウンジインビテーションを手にしました。
忙しい空港ながらも、セキュリティーチェックは思ったりよりもスムース。
無事、アメリカ出国となりました。
サインを見ながらラウンジを探しますが、見つけられたのは、違う航空会社のラウンジのみ。
なんだか様子がおかしいことに気が付つき、辺りを見回すも、
「Swiss Lounge」の文字はどこにも見当たりません。
思い切って他社ラウンジの係員に尋ねると、
「スイス航空のラウンジは、セキュリティーチェック前」とのこと。
「一度出国したにもかかわらず、入国審査もないまま、またアメリカへ戻る・・・」
そんな無謀なことが許されるわけがなく、「ラウンジは諦めるしかないか・・・」と、
行き交う人々を見つめながら、ぼんやり。
この状況下でもAriさんはどこまでもポジティブで、
「聞くだけ聞いてみる!」と入国審査場の係員に事情を説明。
あっさりと「逆流OK」をいただきました。
入国審査に厳しいアメリカ、それもJFK空港で・・・。
日頃の行いがよほど良かったのか、はたまた、常日頃からそんなものなのか。
JFK空港ターミナル4のラウンジをご利用予定の旅行者の方々。
ラウンジが出国審査前か後か、調べてからの挑むことをオススメいたします。
どうしてもラウンジを利用したかった理由 – それは、シャワー。
シャワールームにちょうど清掃中の係員の方がいたので、使用したいむねを伝えると、
新しいタオルセットを持ってきてくれました。
これから約11時間のフライトのあと、乗り換えまでの12時間の間に
炎天下の中ピラミッドやスフィンクスを見学予定。
そして、そのあとバンコクまで、9時間のフライト。
お世辞にも『キレイ』とは言いがたいですが、
汗でベタベタ&32時間風呂なし生活なので、贅沢は言っていられません。
シャンプーや石けん等のアメニティーはないので、
シャワー利用予定の方は、ご注意を。
「またセキュリティーチェックを通らないといけない」という緊張感からか、
ほとんど写真を撮ってなかったことに帰国後気づいたものの、時すでに遅し。
ラウンジのステキな写真を見ることができるので、気になる方は、そちらをどうぞ。
と、少し投げやりになってしまいましたが、
JFKのラウンジ、場所には充分お気を付けくださいませ。