雑貨屋さんとは、本来、
このようなお店なのかも。
そう思わせる、見事な雑貨っぷり。
大満足だった深水埗・初探索。
色々なお店を冷やかしましたが、
その中でも驚いたのが、とある雑貨屋さん。
まず店構え。他店の追随を許さない、圧倒的なごちゃごちゃ感。
軒先には造花が、”生い茂って”います。
店内では、少女が唄う(店主のお孫さん?)、童謡らしき曲が延々と流れ、
混沌とした雰囲気を、さらに演出しています。
有名な曲なのか、口ずさむ人が多いのにもビックリ。
店内を進み、辺りを見渡すも
なに屋さんなのか、さっぱり見当が付かず。まさに雑貨屋さん。
どう見ても「手つかずだった倉庫を、今まさに開放しました。」という状態ですが、
なぜか、とっても繁盛しています。
そして、きちんと「何か」を探している模様。
広東語が話せたのならば、ここにいるお客さんに、
「あ、あのお店行こう!」に至った経緯を、ぜひとも聞きたいところ。
「何かあるかもしれない。」という、
宝探し気分のワクワク感が目的なのでしょうか?
2階では、たびたび商品の雪崩が起き、完全に通れなくなることもしばしば。
居合わせた他のお客さんと、よっこらしょ、と
一緒に積み直したりもします。
地元香港人と触れ合うよい機会。
商品を触ったあと、なんとなく手がかゆいのは、
もしや・・・、いやいや、きっと、気のせいでしょう。
ちなみに、Ariさんはここで偽物フルーツを普通に購入。
個人的に一番良く出来ているなぁと思ったのは、落花生。
購入しませんでしたが。
値札が付いていない商品もありましたが、
商品のラックに書かれていたりします。
レジでは、金額を間違えることもなく、無事に清算。
お姉さんはこの商品数で、金額を完璧に覚えているのでしょうか・・・?
日本のどこかのケーキ屋さんで、
深水埗からやってきた、少々出来の悪い桃やリンゴが、
ショーケースを、華やかに飾っています。