Tips,  旅支度

母親連れて4月に台北 エバー航空で参ります

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何度行っても、また行きたくなる街、台北

台湾で梅雨が始まる 4月
母親を連れて、2泊3日台北旅行が決定

数え切れないほど訪れたことがある 大好きな台湾
ですが、還暦を過ぎた母親を連れて行くとなると
また、新たな気持ちに
初心に戻り、いつもとは違った視点から旅程を組みます

航空券は?ホテルは?九份?淡水?小籠包?臭豆腐?
1ヶ月後の旅行に向けて、念入りに調査が始まりました

 

海外旅行先として、日本の老若男女から大人気の台北。

そして、台湾人の方に人気の海外渡航先と言えば、日本。

相思相愛なその熱い思いを受けて、日本全国各地から、

航空各社、しのぎを削り、台湾と日本を繋ぐべく、飛行機を飛ばしています。

 

もちろん、年に一回は臭豆腐を食べたい台湾好き旅行者にとっては、

大変喜ばしいことなのですが、それと同時に、

どの航空会社&路線で行くか、大いに悩むことにも。

 

2月にも台中に行ってきたので、台湾に行くことには緊張はないーーーー

はずなのですが、やはり海外旅行に慣れていない母親を連れていくとなると、

ちょっとドキドキ。

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どこか古めかしい、台北・松山空港

1953年 4月生まれの Tsum母 。海外渡航経験は、ほぼ “なし” です。

過去の海外旅行経験は、台北へ1回(約10年前)、

アメリカ x 2回 (Tsum留学時代に、家族で遊びに) の計3回。

アメリカは『観光』という雰囲気ではなく、

実際には、台湾旅行のみが、母の海外観光経験となります。

 

そして、海外旅行は、幾度となく行ったことがあるものの、

台湾は初めて というAriさんのお母さん。

このお二方を連れての、今回の台北旅行。

 

還暦を超えた2人。

Tsum母は、海外旅行久しぶり(今回の旅行のために、パスポートを新調)。

その辺りを十分に考慮しつつ、まず、発着時間や相場をざっくりと探るため、

いつもお世話になる Skyscanner で下調べ。

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航空券の下調べには、Skyscanner

2泊3日と短い旅程なので、経由なし、成田空港、もしくは羽田空港からの直行便を選択。

「東京からたった3時間30分の場所へ、どうやって経由で行けるの?」

それが、あるのです、経由便。

経由地は、海外都市だけ とはあらず。

 

羽田空港が急激に国際化を進め、東京近郊在住海外旅行客への提供数が増えた、

と言えども、まだまだ足りない感がある、成田&羽田からの国際線便数。

3時間ほどの距離にある、『安・近・短』の代表格の台北へも、

LCCを除外すると、エコノミークラスの場合でも、往復5万以上なんてことも。

そこで目を向けるのが、関空や名古屋、福岡空港発着便。

 

羽田・成田最安レガシーキャリア往復がエバー航空の4万1,000円が、

関空発となると、何と言うことでしょう、

チャイナエアラインが2万8,000円であるではありませんか。

「でも、東京⇆関空間の航空券を別に購入したら、むしろ、高くなるんじゃない?」

確かに、そのご意見ごもっとも、です。

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機内食・預け荷物料金込みで、このLCC級な値段の復興航空
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LCC以前の格安航空会社の元祖、かは分かりませんが、やっぱりお値打ち チャイナエアライン
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意外とお安い、我らが鶴丸、JAL
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何でそうなるのかしら、の強気のANA

そこで、マイルがある場合は、特典航空券を利用。

ANA、JAL共に、国際線の特典航空券の場合、燃油費を徴収されますが、

国内線では、その心配はなし。

そのため、ANA、JALマイルを有効に使う方法の一つが、国内線との交換なのです。

 

マイルがない方。

「ちょっとだけ高くなってしまうけど、国内旅行も楽しめる!」

と思考を転換することで、国内乗り継ぎのお得感が増します。
(精神論となってしまいましたが…。)

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金額、出発・到着時間、スターアラインアス、など総合的観点から
今回ベストなチケット、エバー航空

ですが、今回は素直に、羽田⇆台北・松山 単純往復便に。

出発前に、SFCの恩恵にあやかり、ラウンジで旅気分を高揚。

最短での移動で体力消耗を防ぎ、その分、張り切って台北町歩き。

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一度壁を越えれば、もう、あなたに夢中、臭豆腐

幸か不幸か、『グループ旅行で代表し、航空券を予約する係り』になった場合。

航空券を複数人分予約する時は、必ず、必ず、その人数で検索すること。

なぜならば、最安値の航空券残数が、その人数分あるとは限らないから、なのです。

航空券価格を一人分で調べた場合と、複数人数での価格とは、違ってくることは、度々。

 

例えば、4人で旅行に行く場合。

4名で検索すると、価格が4万3,000円なのに、1名で検索すると、3万8,000円に。

なぜ、なぜ、なぜかって?

理由は、3万8,000円の航空券が残り3席以下、次は4万3,000円価格から、だからなのです。

 

この場合、航空券の購入方法は、2通り。

① 最安で購入できる分を買い、残りの人数を次の価格で購入。総価格を4人で割る、という方法

② 素直に、4人とも、4万3,000円で購入

 

今回、まさにこの壁に当たり、Tsumは②を選択。

理由としては、

・ 支払いに利用できるクレジットカードは『搭乗者に含まれている人のもの』 のみだっため

・人気路線で、うかうかしている間に値段がつり上がる /or/ 席が埋まってしまう恐れがあるため

 

Tsum & Tsum母の分のチケットを、最安値で購入。

のちに、Ariさんに便名を伝え、同じ旅程で、Ari & Ari母の航空券を購入してもらい、

金額を合算し、割り勘しようかしら、と考えている間に、目の前で価格が上昇。

「おぉ、悠長なことは言ってられぬ」と、4人分を少し高い価格帯で購入、に至りました。

 

ということで、今回は、エバー航空エコノミー・羽田 ⇄ 台北・松山 往復、4万円。

LCC価格を知っていると、正直、「くぅ…。」と唸る高額さですが、

ハローキティなエバー航空は未体験なため、これもまた良し。

これも、また、良し!

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台北へは、LCCがわんさか

ちなみに、台北へは、成田、羽田、両空港から、LCCが多く飛んでいます。

その価格は文句なしですが、このお値打ちLCC便の ワナ 癖が。

 

・出発時間が微妙

・到着時間も微妙

・羽田発着でも、台北の空港は、桃園空港

・遅延のリスクが増加

 

まず、羽田発着便は、Peach、V Air、タイガーエア、どれも出発は朝6時前。

問答無用に、要前泊なのです。

詳しくは、

就航ホヤホヤ!ピーチ In 羽田 勇んで 台北へ行ってまいりました

空港で夜を明かさない限り、航空券代 + 前泊分がかかってきます。

かといって、この前泊を削ると・・・。

 

羽田発: LCCな台北妄想旅

キャンペーン価格で、往復1万円で航空券を購入。ヒャッホー♬♪♩

前泊はもったいない!、と勇んで会社帰りにそのまま羽田へ。

薄手のジャケットを、ハラリとまとい、羽田空港のベンチで寝転び、うたた寝。

 

朝4時にセットしたアラームで、張り切って起床。

半開きの目をこすりながら、チェックイン。

空港の制限エリアで、サクッと割高 朝ごはん。

機材の遅れで、ちょっと遅延したものの、無事に搭乗。

ギューギュー詰めの狭い機内で、直角姿勢仮眠を3時間。

あれよあれよと、念願、台北へ到着。

 

混み合っている桃園空港入国審査をどうにか通り抜け、台北市内へバスで移動。

1時間ほどウトウトし、バス停到着。

スーツケースをカラカラ引いて、10時には、ホテルへ。

 

「チェックインは、午後3時からだよ。」と無下に告げられ、

荷物を預け、否応なしに街へ繰り出し。

『椰子の実、落下注意』の看板に異国情緒を感じながら、

熱い日差しを浴びつつ、フラフラと5時間。

再びホテルへ、チェックイン。

 

「夕焼け淡水にでも、出かけますか。」と思いつつも、目の前のベッドの誘惑に勝てず。

「ちょっとだけ…なら」と、倒れこみ、そのまま記憶喪失。

ハッと気付けば、すでに外は真っ暗。もう、夜市もやっていない時間に。

・・・    (嗚咽)    ・・・

なんて悲しいシナリオにも、なりかねません。

 

5泊6日旅行の初日が、そんなのんびりスタートでも、後悔は少ないかと。

しかし、2泊3日となると、そのもったない感は、孫の代まで語り注がれることとなるでしょう。

ということで、LCCの安さだけに飛びつくのは、危険。

価格と自分の旅スタイルを冷静に比べっこし、”お得な航空券” 見極めてください。

 

このような妄想旅を繰り返しシュミレートした結果、

無難な路線と航空会社となった、この旅。

さて、1ヶ月後。母 二人を “台北の虜” に豹変させ帰国、となるのでしょうか?