タビ御飯,  旅行記

饒河街夜市で ふわふわカリカリ臭豆腐に舌鼓

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左にいるお団子頭お姉さんの呼び込みが、ステキで、思わず着席

台湾グルメを手軽に楽しめるのが、イエスーこと、夜市
夜遅くまで【小吃】と呼ばれる
B級グルメを 振舞うお店が軒を連ねます

思う存分、美味しいご飯を楽しむことができる ステキな場所

世界有数の大都会 台北にも ビルの合間に夜市が点在
今回は、その中のひとつ、饒河街夜市を訪れました

 

台北で夜市と言えば【士林夜市】

確かに、規模が大きいながらも、きちんと整備され、

また、MRTの駅近なため、初心者でもアクセス良好。

ですが、どこか、観光客向けな感が否めないのも、事実。

 

士林夜市に、満足出来なかった旅行者の皆さま。

そこで、「台北の夜市って思ったより・・・」なんて、もったいない。

台北市内の夜市は、士林夜市だけでは、ありません!

 

新しくMRTの路線が開通し、近くに駅ができたことで、

一気にアクセスしやすい夜市へと名乗りをあげた、饒河街夜市。

しかしながら、今だに士林夜市より、ぐっとローカル度が高いのが魅力。

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この門をくぐると、めくるめくB級グルメの世界へ
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九份から台北へ向かう1062バスの停留所のひとつ、松山車站
九份でお茶後、夜市で夕飯、そんなルートで時間を有効に活用
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地下鉄の松山站と台鉄の松山站は、ちょっと離れているところに

士林夜市と比べると、お店の数は少なめながら、

一通りの台湾小吃は揃っているので、

ほんの少しのチャレンジ精神があれば、食べる物に困ることはありません。

 

饒河街夜市は、ほぼ一本道だけなので、初心者でも迷うことなく、

また、Uターンし、気になるお店に戻りやすいのも、この夜市の良いところ。

 

そして、周りを見渡すと、明らかに観光客より、

地元の台湾人の方々が多いのが、印象的。

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ワクワクしますねぇ
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がっつり料理系の屋台も多い饒河街夜市
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まずは、飲み物を購入 木瓜牛奶 好喝

九份からのバスで、すっかり車酔いしてしまった友人。

全くもって、夜市でグルメな気分ではないということで、足つぼマッサージで一休み。

 

饒河街夜市には、足つぼマッサージ店も多くあり、その価格も良心的。

夜市で食べ過ぎ、「ホテルまで歩くのも辛い・・・。」となってしまったら、

1時間 700元ほどで、足つぼマッサージが受けられるので、

うたた寝しつつ、胃の消化を促すのも、また良し。

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数あるお店から、こちらを選択
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こちらメニュー うーん、どれも美味しそう
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オーダー率 100%の臭豆腐
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そして、こちらもオーダー率90%の台湾風カキオムレツ、蚵仔煎
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赤いプラスティックのイスに座れば、台湾夜市気分が一気に高まります

今回、饒河街夜市で選んだのは、臭豆腐と蚵仔煎が名物らしい、『名彭下港

寧夏夜市で、「臭豆腐、ダメかも・・・」という友人を連れての、このチョイス。

「ヒドい人!」と後ろ指を指されても、構いません。

このまま初台湾旅行を無難に終え、「臭豆腐、美味しくなかったな・・・」と思われるより

もう一度チャレンジし、「あ、臭豆腐、いけるかも」という可能性に賭けたかったのです。

 

臭豆腐、と ひとくちに言っても、

お店によって、臭豆腐自体、タレ、付け合わせの漬物の味、

また、揚げ方や大きさも大きく異なります。

そして、その好みも人それぞれ。

 

『名彭下港』の臭豆腐は、外はカリッ、中はジューシー、

タレはお醤油系でコクがあり、また、お漬物の酸味が強く、この3つを口に同時に入れると、

何とも言いようのない、見事なハーモニー。

 

恐る恐る口に入れていた友人も、食べた途端「!?」。

もう一口食べて、「!?」「あれ、美味しいかも・・・」と。

そう、臭豆腐は、美味しいのです!

あ〜、その味。分かってもらえて、良かった。

 

もう一品の蚵仔煎も、大きめのカキ、シャキシャキとした食感が残るお野菜、

片栗粉?のプニッが卵で包まれ、こちらも美味。

こちら、台湾語読みで、オアチェンと発音されます。

 

カキが苦手、または、海外、それも屋外で貝類は怖い・・・という方、ご心配なく。

ほぼ蚵仔煎と同じながらも、カキが入っていないバージョン、雙蛋煎もありました。

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マッサージ屋さんの目の前にあった、点心屋台
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雨の多い台湾では、夜市散策がこのような景色になってしまうことも
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もちろん、雨でもお店は開いています ちょっと数は減りますが・・・
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有名な胡椒餅
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インド料理のナンのように、窯の横に胡椒餅をペタッとくっつけ、カリカリに焼きます
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外はカリカリ・・・
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中は、ジューシー!そして、熱々!!
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夜市から少し離れたところにあった、水煎包屋さん
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胡椒餅も良いですが、あっさり目が好きな方は、お野菜多めの水煎包もオススメです

1時間30分ほどのマッサージで、すっかり気分が回復し、

「小腹さえ減ってきた」という友人。

すでに、ほとんどが店じまい状態な時間でしたが、

饒河街夜市で一番有名と言っても過言ではない、

『福州世祖胡椒餅』で、残り数個だった胡椒餅のひとつをお買い上げ。

その場では食べず、ホテルへお持ち帰りしたため、熱々ではありませんでしたが、

それでも、「美味しい!」を連呼し、あっという間に完食。

 

「気分が悪い・・・。」とうなだれていた時は、どうなることかと思いましたが、

こうして、もう一品、台湾夜市 B級グルメに出会えたことに、安心、そして感謝。

 

MRTが終了してしまったので、タクシーでホテルへ。

特にトラブルもなく、無事にホテルへ到着。

夜遅くとも、他の外国に比べ、ドキドキ感少なめでタクシーに乗れる、この環境。

やっぱり、台湾、大好きです。

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