海外旅行用のお財布は、お財布ではなく、マネークリップがベスト?
悩みに悩んで購入した、Herschel Supplyの財布
これで、海外旅行お供財布を探すという、長い旅ともお別れか
と思われた、葉桜が美しい4月中旬
ニューヨーク、アムステルダムを旅して気が付いたのは
お札の出番が圧倒的に日本より多いな、ということ
残念ながら、まだまだ、理想の旅財布探しの旅は、続きそうです
海外を旅していてよく思うのは、「会計時に、色々と気を使うなぁ」ということ。
高額紙幣は、使えるのか・・・
お釣りを、誤魔化されやしないか・・・
コインを出すタイミングが、つかめない・・・
後ろに立っている人が、実はスリなのではないか・・・
そんな心配をしてしまいます。
他にも、1,718円に2,218円出して、おつりを500円にする、
といった、日本では当たり前の行為が、伝わらず、
せっかく出した小銭を戻されたり、
怪訝ながらも会計後、「OH!」と感嘆の声をあげる店員さんに出会ったり、
と、支払い環境が、日本とは大きく異なります。
「たかが2日の弾丸旅行だから、そんなにピリピリしなくても〜。」
そんな気持ちで行くと、思わぬアクシデントが。
ちなみに、海外では、コインよりお札が主流で、
100円前後でも、お札の場合が多く、これが、なかなかお財布を圧迫します。
人気の渡航先を調べてみると・・・。
台湾 ( 日本円 x 約4倍 )
コイン・・・1圓、5圓、10圓、20圓、50圓
紙幣・・・100圓、200圓、500圓、1000圓
日本円にして、400円ほどから、紙幣がスタート。
台湾では、多くのお店でクレジットカードが使えますが、
夜市や小さな飲食店では、やはりニコニコ現金払い。
物価も、さほど日本と変わらない台湾。
そのため、一番高額な紙幣が4,000円ほどとなると、
まとまったお土産を、現金で購入を考えている場合、
持ち歩くお札の枚数は、そこそこな量に。
香港 ( 日本円 x 約14倍 )
コイン・・・10セント、20セント、50セント、1ドル、2ドル、5ドル
紙幣・・・10ドル、20ドル、50ドル、100ドル、500ドル、1,000ドル
台湾同様、香港でも広くクレジットカードが使用可能。
ですが、屋台やローカルなお店でのご飯を、楽しみにしている場合は、
現金を持ち歩いた方が、安心。
タイ (日本円 x 約4倍 )
コイン・・・1バーツ, 5バーツ, 10バーツ
紙幣・・・20バーツ, 50バーツ, 500バーツ, 1000バーツ
20バーツ、約80円から紙幣がスタート。
そのため、現金での支払いのほとんどが、紙幣となります。
チップの習慣がいまだに残るタイでは、20バーツ紙幣が大活躍。
また、ステキな笑顔でぼったくる悪党も多く、高額紙幣での支払いはトラブルの元。
1000バーツを使うのは、デパートや大型スーパーなどの、信頼が置ける店で。
アメリカ ( 日本円 x 約12倍)
コイン・・・1セント, 5セント, 10セント, 25セント
紙幣・・・1ドル, 5ドル, 10ドル, 20ドル, 50ドル, 100ドル
一見、日本と変わらない小銭&紙幣構成。
しかしながら、実は大きな落とし穴が。
Does McDonald’s take $100 bills?
Question: I’m craving some right now and I only have $100’s on me. Do they take it? I really had $100 bills because a lot of places don’t accept it. I understand why, though.
Best Answer:Sometimes
質問: マクドナルドでUS$100札は、使えますか?
答え: まちまち
こちら、日本のYahoo!知恵袋のアメリカ版での質問。
ここでは、100ドル札の質問ですが、基本的に50ドル札以上から、この心配に悩まされます。
日本で生活している限り、直面することのない、
「高額紙幣が、いつまでも使えない問題」
この問題が、どれほど深刻か・・・。
一人のアメリカ人の嘆きブログから、察することができます。
Having a $50 bill in your wallet is cool for just like one day
50ドル札が財布に入っているなんて、クール。1日だけならね。
Yesterday I was at Dunkin’ Donuts grabbing my afternoon cup of coffee, when I reached into my wallet to grab some change. My coffee only cost like $1.60, but I only had three bills in my pocket; a $20, another $20, and a $50.
昨日、ダンキンドーナッツにコーヒーを買いに行ったんだ。コーヒーは、たったの1.6ドルだったのだけど、財布に入ってたのは、20ドル札2枚と50ドル札1枚だけ。
For a moment, I had to think about how I even possessed a $50. Unless I’m shopping at freaking Tiffany’s, I am not going to spend enough money on something that necessitates me getting fifty dollars worth of change. Also, ATM’s do not distribute $50s. Even if you request that amount of money, you will be given two twenties and a ten.
しばらくの間、そもそも、その50ドル札をどうやって手にしたのか、考えたよ。ティファニーで買い物でもしないかぎり、そんな大きなお釣りをもらうこともないし、ATMからは20ドル札までしか出てこないし、誰かにお願いしたとしても、20ドル札2枚と10ドル札1枚で渡されるだろうし。
It is those factors that led me to realize that I rarely am in possession of bills that are greater than a $20.
そんなこんなで、めったに20ドル札より大きなお札を持つことないなぁ、って、気づいたのさ。
・・・
It might sound pathetic, but it makes you feel a little powerful to hold such a bill.
ちょっとカッコ悪いけど、そんなお札を持っているなんて、なんだかパワフルな気がしてきたんだ。
But then came the next immediate thought. How was I going to pay for my coffee? Obviously I wouldn’t use a $50 to pay for a $1.60 coffee, and besides, Dunkin’ Donuts actually has a strict policy where they do not accept bills greater than $50. So I couldn’t use it even if I wanted to.
でも、すぐに、「じゃ、このコーヒー代をどうやって支払う?」って悩みにぶち当たったのさ。たった1.6ドルのコーヒーに、50ドル札は使えないし、だいたい、ダンキンドーナッツでは、50ドル札以上は受け付けないっていう、厳しいルールがあるし。
・・・
Today I had the same problem. My lunch cost about seven bucks, and that still wasn’t enough money to use it on. I have a feeling that this is going to be a problem for a long time.
今日、また同じ問題に悩まされたよ。僕の昼食は7ドルもしたのだけど、それでもまだあの紙幣を使うには、足りなかったんだ。こんな日々が、長く続くって予感がするよ。
It’s sitting there in my wallet. Haunting me. It knows it’s never going to be used.
あいつは、まだ財布の中にいる。つきまとってくる。決して使われないことを知っているのさ。
財布に50ドル札があることを、最初は「かっこよい」と感じていたものの、
その使い道に困り、いっその事、50の0が外れて、
5ドル札になったら使えるのに・・・といった、ハチャメチャな考えにまで至る始末。
海外での支払い事情のおさらい
高額紙幣では、支払えない
財布内のお札の量が多くなりがち
屋台など、人通りが多いところで、現金が詰まった財布を出すのは危険
お釣りをごまかされる、または、全く渡されないこともある
チップの制度がある国では、お釣りは『チップ』として認識されてしまうことがある
端数をまとめる、といった小ワザは通じないことが多い
コインは、どんどん増えていく
自販機など、対機械で大量のコインを一度に使うと、スッキリ
ということで、海外で使うお財布は、
日本で使うお財布とは、また違った感覚で選ぶ必要アリなのです。
病院の診察券や、各種ポイントカードなど、日本で携帯しているものも
海外では、持ち歩く必要がないので、それらは、日本でお留守番してもらいましょう。
余計な注目を避けるためにも、長財布や、カード収納たっぷり、
など大き目の財布でなく、なるべくコンパクトなものがオススメ。
旅先でのパフォーマンスは、いかがだったかと言うと・・・。
/ 星 3.5個
見た目は小さいものの、意外と厚さがあり、ポケットから出しにくかった、という点、
コインケース部分があまりに小さく、実用的ではなかったこと。
そして、薄々気が付いていた、カード入れの部分の使いにくさが気になり、こんな結果に。
もう少し時間をかければ、生地が多少柔らかくなって、使いやすくなるかも、と期待。
と、前置きが長くなりましたが、海外旅行には、
『クレジットカードが収納できる形のマネークリップ』
&
『小銭入れ』
の組み合わせが最強なのでは、と感じる、今日この頃。
クレジットカード入れは、カード類だけでなく、
高額紙幣を折りたたんで隠し持てる、という別の機能も。
そこで、ちょっといいな、と思ったマネークリップをご紹介。
チェーンが付けられる形のマネークリップは、珍しいかと。
レザーで、白もなかなかお目にかかれない色です。
Made in Japanが安心な、栃木レザーのマネークリップ。
チラッと見える、ANA SFCカード、いいですねぇ。
レザーマネークリップにある、真ん中の札押さえ棒がないため、7mmまで薄くなるそう。
カラーバリエーションは、7色。ターコイズブルーなど、珍しい色も。
レビュー記入で、名前入れが無料だそう。こちら、日本産。
こちらも、チェーンが付けられるタイプのマネークリップ。
ゴールデンウイークに、海外を旅する予定の皆様。
旅行用お財布の準備、お済みですか?
まだ出発に間に合うようでしたら、