
途中降機とオープンジョーで、3カ国をサクッと格安周遊旅行
「10月に10日間ほど休みがあるのだけれど
バンコクってどう?」
もちろん、答えは、OH, YES. いってらっしゃい
でも、せっかく10日もあるのなら
周辺都市も、一緒に楽しんでみては?
ということで、途中降機とオープンジョーを使い
11日間で台北、バンコク、シンガポールを巡る旅
組んでみました
この周遊に欠かせないのが、”途中降機”と”オープンジョー”が可能な航空券。
そもそも・・・
途中降機(ストップオーバー)とは、なんぞや?
ストップオーバー(英: Stopover, S/O、アメリカ英語ではLayover)または途中降機(とちゅうこうき)は、複数航空路線の乗継をする場合において、乗継地点に24時間以上滞在することを指す。鉄道の途中下車と同義 – Wikipedia
簡単に言うと、
乗り継ぎ空港(都市)にも立ち寄って、”もう1カ所” お得に楽しめる!
ということ。
「経由便か・・・⤵︎⤵︎」ではなく、「経由便!じゃぁ、あれも食べて、これも食べて⤴︎⤴︎」
そんな思考回路の旅人に、オススメ。
オープンジョーとは、なんぞや?
オープンジョー(英: open-jaw)とは往復・周回航空券のうち、往路と復路の発着地が片方、または両方別の地点(空港)となる航空券のことを指す。和訳すると「開いた顎」となり、航路がそのような形になることからつけられた。この場合、航空券に含まれていない区間の運送(陸運、海運、空運)の代金は搭乗客が別途支払うことになる – Wikipedia
簡単に言うと、
単純往復航空券では出来ない、片道移動をつないだ “周遊” ができる!
ということ。
「隣街も訪ねたいけど、またこの街に戻ってくるのは面倒なのよね・・・。」
そんな旅人は、ぜひ “アゴ を開いて”ください。
言葉だと分かりにくい。そんな旅人のために、“あくびするニャンコ”の写真で、サックリ説明
青・緑の線が、もともとの航空券代金に含まれている部分。
赤い点線の部分のみ、自力で移動。
LCCでもよし、マイルを使った特典航空券でもよし、ヒッチハイクでもよし。
とにかく、バンコクからシンガポールに行ければ、大丈夫。
経由便の航空券には、途中降機のルールがいくつかあり、
① 途中降機完全不可
② 往路・復路とも、無料で途中降機可能
③ 往路、もしくは、復路で1回無料にて、途中降機可能 (追加は別料金)
④ 有料で途中降機可能 (5,000円〜1万円ほどが相場)
オープンジョーに関しても同じようなルールとなりますが、
途中降機に比べ、オープンジョー可能な航空券は、少なめ。

こちら、トラベルコちゃんに掲載されている、ニューヨーク行き航空券でのパターン。
同じデルタ航空利用でも、このような違いが。
周遊に興味がある旅人は、この部分、要注目です。
では、途中降機とオープンジョーをからめ、
バンコクを起点に、10日間ほどの旅行期間で訪れやすい都市は・・・




なぜこれらの都市かというと、それぞれが、とても近いから。
東京⇒シンガポールは約7時間のフライトと、ちょっとした長距離ですが、
これを台北、香港などで、途中降機しながら飛べば、3〜4時間ほどのフライトとなり、
LCCでも耐えられる範囲の飛行時間となります。
では、実際にどんな旅程になるのか見てみよう!
途中降機、オープンジョーを絡めた航空券を検索しやすいサイトは、2つ
トラベルコちゃん・・・http://www.tour.ne.jp/w_air/
周遊、オープンジョーを選択し、都市名や空港3レターを直接入力して検索が可能。
操作性や、並び替え機能、航空会社や飛行時間帯を選択できたりと、
とにかく『かゆい所に手が届く』、万能サイト。
フリーバード・・・http://www.free-bird.co.jp/
検索機能面では、トラベルコちゃんにはかないませんが、
トラベルコちゃんにはない路線、価格の航空券を発見できる可能性、大。
こちらも、空港3レターを直接入力可。
あらかじめ都市がリストになっていて、そこから選ぶ『プルダウン形式』(例: JAL)だと、
このような複雑な旅程の場合、時間がかかって大変。
“直接入力タイプ”は、時間節約になり、とても便利。
フリーバードでの検索結果
10/18 成田 ⇒ 台北 ⇒ バンコク
バンコクで3泊4日
ホテル例)
ルネッサンス バンコク ホテル 朝食付き 12,500円 X 3 = 37,500円
10/21 バンコク⇒シンガポール (Jetstarで片道6,300円)
シンガポールで3泊4日
ホテル例)
イビス シンガポール オン ベンクーレン 15,158円 x = 45,473円
10/24 シンガポール ⇒ 台北
台北で4泊5日
ホテル例)
ジャスト スリープ ホテル リン セン (捷絲旅林森店) 11,725円 x = 46,900円
20/28 台北 ⇒ 羽田 帰国!
10泊11日、バンコク、シンガポール、台北の3カ国周遊
合計: 61420+6300+ (37500+45473+46900)/2 = 67720(航空券) + 64937(ホテル) = 13万2,657円
高級ホテルに格安で泊まれるバンコクに、もう数泊し、
シンガポールの高額ホテル相場を避けると、全体的に旅行代金が下がってきます。
これを、台北ではなく、香港にすることも可能。
こちらは、トラベルコちゃんの検索結果画面。
出発空港を羽田ではなく、成田にすれば、もう数千円下がりますが、
利便性や時間帯でこちらがオススメ。
もちろん、ビジネスクラスでも可能です。
ちなみに、『キャセイ航空、東京⇔香港、ビジネスクラス、単純往復』でも17万円。
時間に余裕がある旅行者は、ぜひ、途中降機とオープンジョーを使って、
お得に、各国周遊を楽しんでください。