
初上陸那覇空港で、初沖縄&ソーキそばに大満足

東京を出発してから、約3時間
機内でただ座り、うつらうつらしているだけでも
きちんと空腹感を呼び起こす、健康な胃袋に感謝
そんな健気な臓器に、ご褒美の沖縄そばとソーキそば


心置きなく昼食を楽しむため、まずは”JAL修行がらみ”の用を片付けます。
チェックインカウンターは、最上階にあり、沖縄の光を存分に取り入れる構造。
Airberlinのステータスマッチで得た、OneWorldサファイアステータスを利用し、
少し並んでいる一般カウンターを避け、JGC向けカウンターへ。
Airberlin、本当にGuten Tag。
「羽田から、今、到着されて、これから・・・成田経由でシンガポール・・・ですか?」
赤いかりゆしウェアがとても似合うカウンターの女性を、少しだけ困惑させましたが、
そこは、プロ。一度納得すると、そこからの手続きは早く、
シンガポールまでのボーディングチケットを用意した後、
荷物もシンガポールまでスルーという点も、サラッと説明。
奇異な視線を向けられることもなく、無事チェックイン終了となりました。



安心したところで、ささやかながらも、沖縄の空気を楽しむため、空港の外へ。
南国の風が心地よく、ただ空港のベンチに座っているだけでしたが、
数ミリ程度ながら、沖縄に魅了される人々の気持ちを理解。
「あぁ、このまま何もかも忘れて、このベンチで暮らしたい・・・」
そんなセンチメンタルな感情にいつまでも浸れるほど、修行の日程は甘くなく、
お腹の号令を合図に、サクッと空港内に戻り、沖縄らしいお店を探索。
『コンビニ シャロン』や、『新垣 ちんすこうアイス』にも、非常に惹かれますが、
ここは王道の『沖縄そば』を食べようと、それらしいお店へ。




ちなみに、恥ずかしながら沖縄そばとソーキそばの違いについて予備知識なく、注文。
そんな無知な私たちのためか、メニューにはきちんと違いが分かる、親切な説明が。
沖縄そば(おきなわそば)は、中華麺と同じ製法の麺を使用した日本の麺料理であり、沖縄県の郷土料理ともなっている-wikipediaより
ソーキとは、沖縄で一般的に豚のあばら肉(スペアリブ)のことをさす-wikipediaより
ということで、基本具の違いとなるらしく、シンプルな方が、沖縄そば。
より豪華な”エクストラ肉乗せ”が、ソーキそば。
“そば”と言っても、小麦粉が原料なので、麺の太さもあり、見た目は”うどん”。
つるっと、ではなく、どちらかと言うと、ざらっとしたした食感が、
薄味の汁によく合い、大変美味。
コーレーグースで辛みを加えれば、また違う味が楽しめ、サラッと完食。
沖縄そばも、ソーキそばも、甲乙付けがたく、
「次回もきっと、2種類とも頼むだろうね」との意見が合致。


お会計は、手に入れたばかりの、JALカードで。
と、ここで事件勃発。
レジの方、カード端末の扱いが苦手なようで、見てるこちらもドキドキするほど、右往左往。
申し訳なくなってきたので、「現金でも大丈夫ですよ。」と声をかけましたが、
キラキラした笑顔で「大丈夫です!」と返されては、もう、何も言えません。
出しかけた千円札2枚を財布へと戻し、「ここは、見守るのが人情」と、判断。
他の店員さんを呼んだり、何度も端末に数字を入れてみたりする彼女を、
生まれたての子鹿が立つ、その時をじっと見守る母鹿のごとく、静かに見つめること数分。
見事、カードでの支払いに成功。ちょっとした一体感さえ感じ、店を後にしました。
改めて渡されたレシートを見ると、彼女の動揺した心を映すかのように、
印字は思いきりゆがみ、下はビリビリと、なかなかの豪快さ。
(ビリビリと言えば、過去にもこんなことが・・・)
そんなところも、”沖縄の素朴さ”と強引に変換し、
「沖縄って、いいところだね。」と、沖縄好印象ポイントを加算。
単なる昼食が、ステキな思い出に。
そんな初体験の沖縄そばでした。