
航空会社提携クレジットカードって、実際マイル貯まるの?

タイ航空
その名前を聞いただけで、胸は高鳴り
そのロゴを見ただけで、 心が弾む
無条件に愛して止まない航空会社ですが
どうしても納得いかないのが
タイ航空が発行しているクレジットカード
そんなロイヤルオーキッドプラスVISAカードから
こんなお届けもの

とある晴れた日。
ポストをのぞくと、”あの”タイ航空からお届けもの。
正式に言えば、住友カードからお届けもの。
すでに財布の中には、
『使われる機会に恵まれない、航空会社のロゴ付きクレジットカード』が、
3枚ほどいらっしゃるので、これ以上”住人”を増やす気は、さらさらないのですが、
せっかくなので、開封。



どうやら、現在カード入会でボーナスマイルアップのキャンペーン中 。
そして、もれなく『ロゴ入りボトルをプレゼント』とのこと。
カードに入会するだけで、最大4万5000マイルは、何となくお得な気がしますが、
果たして、いかがなものなのでしょう。
これを機会に、冷静に航空会社提携クレジットカードについて、考えてみました
気になる点は、以下のふたつ
航空会社提携カードで、本当にマイルが貯まるのか?
カードを使用しているだけで、本当に旅行にいけるのか?
御ひいきにしている航空会社のクレジットカードを持つ利点として、
各種ボーナスマイルが挙げられます。
① 新規入会ボーナス
② カード継続時ボーナスマイル
③ 初搭乗ボーナス
④ 搭乗ボーナスマイル
これらの恩恵を受け、効率良くマイルを貯めていく前提で
航空会社提携のカードを申し込む利点が、見えて来るのです。
タイ航空 ロイヤルオーキッドプラスカードと日系航空会社のカードを比べてみました
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う〜ん、カードの年会費の割に全く恩恵がない、ロイヤルオーキッドVisaカード。
ANA、JALの場合、これとは別に、カードを持つ事で、提携ホテルの宿泊費が安くなったり、
空港内のお店で割引が受けられたり、と旅人にありがたい特典が付きますが、
その辺りも皆無。タイ国内で、スワンナプーム空港で、お得な何か等があれば、
タイ好きの心をつかめるかもしれませんが、今の時点で魅力はないようで。
では、タイ航空のマイレージプラグラム『ロイヤルオーキッドプラス』での
旅行のしやすさは、いかがでしょう?
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実際に飛行機には乗らず、クレジットカードを使用したいわゆる”陸マイラー”として
日本⇔バンコク間のビジネスクラスを狙うと・・・
70000(必要マイル) – 2000(ボーナスマイル) = 68000 x 100 = 680万円
残念ながら、一般庶民には遠い数字。
では、今回のボーナスマイルを考慮すると・・・
70000(必要マイル) – 45000(ボーナスマイル) = 25000 x 100 = 250万円
250万円・・・
ちなみに、タイ航空 成田⇔バンコクのビジネスクラスは、
燃油費・諸税合わせて16万5000円ほどから。
ANAの20万円〜、22万円以上と比べると、手の届きやすいその航空券。

ということで、
ロイヤルオーキッドプラスカードを持つべき人は・・・
とにかくタイ航空が好き
とにかくタイ航空が好きで、タイ航空に関するものならすべて持ちたい
とにかくタイ航空が好きで、カードのデザインだけでご飯が食べられる
とにかくタイ航空が好きで、クレジットカードの年会費さえ気にならない
そんな ①自他共に認めるタイ航空ファン 、かつ ②お財布にとっても余裕のある人、という、
ターゲットがえらいニッチなのが、ロイヤルオーキッドプラスカード、というのが結論。
残念ながら、自分は、②が該当しないため、申込書は破棄。
ですが、いつかこのカードを持てる日が来るよう、タイ航空のロゴ部分は切り取り、
会社のロッカーに貼って、拝んでおります。