なんだか惜しい、金浦空港のLotte Mall
金浦空港にある、大型ショッピングモール
Lotte Mall
2011年12月にオープンしたという
比較的新しいモールに初潜入
大きな期待と共に訪れましたが
感想を一言で表すと『微妙』
「空港で時間が余った」等の「ついで」には良いですが
わざわざ目的地とするほどでもない・・・
かもしれません
アシアナ航空1115便で関空から無事にソウル・金浦空港に到着。
「このままホテルに向かっても、まだチェックインできない」ということで、
金浦空港目の前にある、Lotte Mallで少し遅めの昼食。
『金浦空港からLotte Mallまでは地下道で直通』とGoogleで事前に調べていましたが、
地下道への入り口が見つからず、外を通ってモールへ。
紅葉に色づく木々を眺めながら、数分ではありますが、気持ちの良い散歩となりました。
渡航前、Lotte Mallについて、色々情報をかき集めようとGoogleで検索。
あまり「これ」といった情報がなく、不思議に思っていましたが、足を一歩踏み入れて納得。
人の姿はまばらで、どの店も閑古鳥が鳴いています。
モールが新しく、建物自体は非常にキレイなため、むしろその活気のなさが目立ち、
全体的に、寂しい雰囲気。
ちなみに、ハロウィンはすでに過ぎていましたが、モール内でチラホラ見かける、
『引っ張り』ハロウィンキャンペーン。
まだクリスマスまでは時間があるし、商品自体も残っているし・・・
ということなのでしょうか?
スーツケースが入るコインロッカーもありますが、ちょっと場所が分かりにくいので、
今回は、サービスカウンターを利用。
メーテルのような格好をしたお姉さん達が、出迎えてくれます。
スーツケースを預けるにはパスポートを搭乗券、とありましたが、
パスポートを提示するだけで大丈夫でした。もちろん無料。
身軽になったところで、モールを散策。
とは言っても、興味のあるお店は少ないため、地下にあるLotte Martを冷やかしに。
全体的に、お値段高めの印象。
ただ、お客さんがまばらなため、ソウル駅前店のように、
人でごった返した中で、買い物をするのに疲れてしまった旅行者に、オススメです。
特に何も買う予定はありませんでしたが、成り行きでキムチを試食することになり、
これまた成り行きで、タコのキムチと、スルメのキムチをお買い上げ。
1ヶ月近くかけて、美味しくいただきました。
さて、ほどよく小腹が減ってきたので、昼食。
久々に小籠包が食べたい、と訪れたのは本店は台湾にある『鼎泰豐』
ソウルにまで来て、鼎泰豐もいかがなものか、と一瞬悩みましたが、
すでに胃袋が『小籠包のみ迎え入れ可能』な状態となっていたため、
ここは素直に、最初の計画通りに。
店内には、2組しかおらず、少ないお客さんの数に一抹の不安を感じますが、
「食事するには中途半端な時間だから」と言い聞かせ、小籠包と炒飯を注文。
驚いたのが、ここ鼎泰豐でもやはり韓国流に、
キムチ味のザーサイのようなものが出されたこと。
そしてそれに輪をかけて驚いたのが、それがあまりにも口に合わなかったこと。
「なぜこんな中途半端なものを出すのか」と悩みながら、待つこと数分。
待望の小籠包が到着。
熱々の小籠包をレンゲに乗せ、タレを絡めたしょうがを上に乗せ、一口かじると・・・。
・・・・ あれ? ・・・・
まず、全く熱くありません。
そしてタレ。味わったことのない、独特の味。
台湾、香港、シンガポール、日本と各国の鼎泰豐で小籠包を食べましたが、
タレの味が、ここまで違ったのは初めて。
八角のような香辛料の匂いがとても強く、小籠包のうま味をかき消してしまうほどのパワーが。
あまりのショックに、炒飯の写真を撮り忘れ。こちらも、味はいたって普通。
八角が苦手なAriさん、店員さんにスパイスが入ってないタレはあるか聞いてみると、
どうやらタレはすでに調理されて届くようで、スパイス抜きは出来ない、とのこと。
ただ、醤油はあるので、それなら、と醤油を持ってきてくれました。
1泊2日の韓国旅行でわざわざ違う国の料理を食べた私たちが悪い、と猛省。
韓国では、素直に韓国料理を食べよう ——
これから韓国を旅行する上で、大きな教訓となりました。
腹ごなしに、モールを少し散策。
怪しい日本語が書かれたお寿司屋さんや、
誰もいないホールで、一人ピアノを弾き続けるお姉さん、
1週間前に終わったはずのハロウィンがテーマのオブジェを眺めた後、
何だか寂しい気持ちのまま、一度空港へ戻り、地下鉄でホテルへと出発したのでした。