アシアナ航空 1115便 関空から一路 金浦空港へ
関空からソウルの羽田こと金浦までは
2時間弱という短い旅
そんな、わずか間な”上空”でも、
無料機内食、無料ソフトドリンク
無料エンターテイメントの
てんこ盛りサービス
LCCが台頭してきているアジア路線で生き残りをかけた
レガジーキャリア・アシアナ航空の意地を
垣間みて参りました
関空・金浦間は、そこそこの激戦区。
ANA、JAL、アシアナ、大韓の他に、韓国のLCC・チェジュ航空も飛んでいます。
関空・仁川間を含めると、そこにピーチとイースター航空も加わり、選び放題。
「思い立ったら海外旅行!」と、
個人でもインターネットで、サクッと航空券やホテル予約が簡単に出来てしまう、昨今。
レガシーキャリアが、飛行時間が短い路線で、
LCCの『日帰り』『片道』『格安航空券』に対抗するのは、
いくら無料の機内食やマイルの付与があったとしても、なかなか難しいものがあります。
そんな時代だからこそ、ラウンジの充実化、ぜひ。
アシアナ航空 A321-200はビジネスクラス12席、エコノミークラス159席の計171席。
各席にモニターが付いていないタイプのA321もありますが、こちらは9インチのモニター付き。
映画1本見終えるのも難しい短い飛行時間のため、
モニターが付いていなくとも、大きな衝撃はありません。
シートベルトサインが消えると同時に、慌ただしくなる機内。
アシアナ名物、華やか刺繍のエプロンを身に着けたCAさん達の登場。
この短い飛行時間でも、機内食がきちんと配られるようです。
機内食は1種類のみで、韓国、日本とも関係ない、サンドイッチ。
韓国路線と言えば、
『このメニューでどう使うかさっぱり分からないけど、取りあえず、チューブコチュジャン』
ですが、さすがにサンドイッチには付随せず。
サンドイッチを一口かじるか、かじらないか、というところで、
「コピ(コーヒー) いかがですか?」「オジャ(お茶) いかがですか?」の練り歩きが。
2時間弱の飛行時間ともなると、CAさん達も時間との戦いです。
サンドイッチをコーヒーで流し込んだ後は、
エンターテイメントシステムをいじくり、金浦空港到着までの時間を過ごします。
映画やドラマの場合、気になるシーンの直前で画面が切り替わり、
悲しい思いをすることになるので、ここは音楽鑑賞。
台湾の歌手、周杰倫のアルバムを聞いてるうちに、夢の中へ。
金浦空港には、定時の13時に到着。
仁川空港に比べ、国際空港らしい華やかさに欠ける金浦空港ですが、
その分、イミグレーションに並ぶ事もなく、またソウル市内へも近いので、
空港での免税品の買い物より、市内で多くの時間を過ごしたい旅行者にオススメ。
まだホテルのチェックインには早いので、
2011年に出来たロッテモール金浦空港を冷やかしに参ります。