飛行機

香港エクスプレス航空を予約する前に気になった7つのこと

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実際にウェイディングドレスでLCCは、ちょっと迷惑です

羽田空港⇔香港LCC、香港エクスプレス航空が就航して、早いもので、もう半月。

インターネット上には、すでに搭乗記がチラホラとお目見え。うらやましい・・・。

しかしながら、まだ、香港エクスプレス航空に搭乗するための心の準備が。

そこで、実際に予約する前に、徹底的に香港エクスプレス航空について調べてみました。

 

大好きな香港ですが、弾丸で行くには、微妙に長い飛行時間と、

ほどよく高価な航空券代が、行く手をはばみ、

ソウル、台北等近場海外と比べ、なかなかサクッと行くことができない都市。

 

関西空港圏にお住まいの旅行者は、Peachというステキな選択肢がありますが、

羽田空港から国内線で乗り継ぐには、往路は早すぎ、復路は遅すぎるため、

指をくわえて、ただただ、見ているのみ。

が、そんな羽田空港圏旅行者にも朗報。そう、香港エクスプレス航空の就航。

 

羽田空港の国際線枠と言えば、JALが『ANAばっかり不公平!』と泣いてみたり、

デルタが『成田止めて、全部羽田にしたい・・・』とわがまま言ってみたりと、

どの航空会社も、喉から手がでるほど欲しがる人気路線ですが、

その枠をサラッとさらったのが、この香港エクスプレス。

どこからともなく現れた、この航空会社を利用する前に、気がかりな点、調査しました。

 

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さて、いつになることやら・・・

気になった点① どこで航空券を購入?

 

残念ながら、オフィシャルサイトでは、未だに日本発の航空券は予約できず。

以前は、裏技的方法を使えば、USドル建てで購入可能でしたが、現時点ではそれも不可。

オフィシャルサイトにもあるように、

“お近くの旅行会社 又は旅行代理店”で購入しなければなりません。

 

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LCCらしく、預け荷物は別料金

気になった点② オフィシャルサイトと旅行代理店の違いは?

 

航空券を香港エクスプレスオフィシャルサイトから購入する場合と、

他旅行代理店から購入する場合との、大きな、そして唯一の違いは、

預け荷物20kgが含まれているか、否か。

 

オフィシャルサイト⇒ 航空券購入時に、別購入

旅行代理店 ⇒ 20kgまでの預け荷物代込み

 

香港では、飛行機やバスの模型やら、インスタント香港ミルクティーやら、

珍しい味の出前一丁やら、物欲を刺激するものが多いため、

20kgまでの預け荷物込み代金は、ありがたいもの。

 

ただ、特に買い物の予定がない旅行者にとって、20kgは太っ腹過ぎ。

となると、オフィシャルサイトでの荷物追加料別購入の方が、お得(になるはず)。

オフィシャルサイトでの、日本発航空券販売への早急な対応が待たれます。

 

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機内持ち込みは、10kgまで

気になった点③ 事前座席指定は可能?

 

オフィシャルサイト経由の購入でも、旅行代理店経由の購入でも、

座席指定は不可、です。

また、座席指定はチェックイン時のみ = 早い者勝ち

 

Google大先生に問うてみたところ、

複数人数分を同時に購入しても、割り振られた座席は、

全くバラバラで、隣同士ではなかった、とのこと。

一緒に旅行する人がいる場合は(隣同士になりたくなければ、別ですが・・・)、

早めのチェックインをオススメします。

 

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定時より、20分前に到着

気になった点④ 香港エクスプレスの遅延率は?

 

LCC、Low Cost Carrier – 削れるところを削りに削り、

その分、一般の航空会社ではありえない、お得な航空券を提供する低コスト航空会社。

LCCと言っても、削っている部分が航空会社によって違い、

少ない機材のやりくりが上手くいかず、定時就航率が下がり、

旅行者の信頼まで削ってしまっているLCCもあります。

 

ちなみに、国務省によると、2013年前半の遅延率ワースト3位は、

1. エアアジア・ジャパン(WAJ)30%

2. ピーチ・アビエーション(APJ)27%

3.  ジェットスター・ジャパン(JJP)21%

見事なまでに、LCCがトップ3を独占。

これに対し、もっとも遅延率が低かったのは、スターフライヤー(SFJ)の6%。あっぱれです。

 

エアアジア・ジャパンの場合、3回に1回が遅延・・・。

新生バニラ・エアとなり、この辺り改善されるのでしょうか・・・。

 

Flight Statusで調べたところ、羽田⇒香港のUO623は、

就航以来大きな遅延もなく順調なようで、ひと安心。

 

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Sweet Seats!は、別料金、早い者勝ち

気になった点⑤ 機内環境は?

 

LCCと言えば、オンボロ機材に座席を詰めるだけ詰めて、

暑いだの、寒いだのそんな文句は、一切言わせない、と言ったイメージがありますが、

1〜2時間ならまだしも、香港までは、5時間弱。

体育座りで、寒さに震えるには、長過ぎる飛行時間。

 

香港エクスプレス、UO623便で仕様する機材は、A320で174席。

 

同じ機材を使用するPeachの場合、

ファーストシートや、ストレッチシートなど、広めの座席設定を含め、総数180席。

スターフライヤーの場合は、155席。ANAの場合は、166席。

バニラ エアの場合は、166席と180席。

香港エクスプレスの場合、座席周辺に多少の余裕を感じられるであろう広さ、と予想。

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なかなか高額な点心とサンドイッチ

気になった点⑥ 機内販売は?

 

LCCと言えば、機内食は別売り。

Air AsiaPeachのように、機内販売で自社グッズを多く取り扱う会社もあります。

香港エクスプレスでは、機内食販売のみ。サイトで、メニュー確認可。必要最低限といった趣。

 

夜中の1:30に飛び立ち、早朝の5:30に到着する便で、

Assorted Dim Sums や、Fukin Style Fried Rice を食べる旅行者は多くはないかと思われますが、

眠気を誘うのに、甘い香港奶茶 は、悪くないかも知れません。

20HKD、約260円を高いと見るか、安いと見るか・・・。

 

気になった点⑦ 香港市内でのIn-Town Check-Inは可能?

 

空港と香港市内を結ぶ、エアポートエクスプレス。

このエアポートエクスプレスを利用する旅行者は、

香港駅または、九龍駅で事前胃チェックインが可能、という便利なサービスがあります。

 

mtr.com.hkで確認すると・・・。

ありました、29番。きちんと香港エクスプレスもリストに入っています。

前日チェックインも可能なので、

着いて早々Wellcomeスーパーでお土産を購入し、荷物を”チェックイン”。

身軽になってから、街を散策、なんてことも可能。

 

ということで、目立った問題もない、香港エクスプレス。

 

結論

香港エクスプレスでの弾丸香港旅行、オススメです。

 

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