SFC修行回想記: エジプト航空 ビジネスクラスで、バンコクからカイロへ
2泊7日のANA・SFC修行を今さら振り返る日々 —の第6弾
エジプト航空・ビジネスクラスにて、とうとうアフリカ大陸に足を踏み入れます。
イスラム国・エジプトの国営航空会社ゆえか、
今までに乗った航空会社とひと味違う、『何か』があるエジプト航空。
エジプトに行かれる旅行者は、ぜひエジプト航空を利用し、
ぜひ機内からアラビックな雰囲気を楽しんでください。
機内に入ると、いい意味で予想を裏切る光景にビックリ。
先ほどのタイ航空のこともあり、オンボロ機体を覚悟していたのですが、
意外(失礼)にも最新鋭の座席。
席に着くとしばらくして、おしぼりが配られます。油断は禁物、これが鬼門。
なんとも表現しがたい”香水”風の匂いが付いており、機内いっぱいに広がります。
思わずむせ返り、涙が出るほど・・・。
遠くの方からほんのり程度ならば、それほどイヤな匂いではない気もする、その香り。
『原液が入ったバケツにジャバジャバしたて。軽くしぼってお届けします』といった印象で、
その強烈な匂いにしばし唖然呆然。
これほどに、マスクを切望したことは、人生初。
以後、強い香水の匂いや、苦手な香水の匂いすべてを、”ホルス臭”と呼ぶことに。
ホルスって?
**エジプト航空機体の垂直尾翼に描かれているのは古代エジプト天空の神ホルスで、
”安全な飛行を…”との願いが込められている from Wikipedia
エジプト航空では、定番安全ビデオの他に、アラビア語でのお祈りも流れます。
特に前触れもなく、突然始まるアラビア語での放送に、
何をしたらいいのか分からず挙動不審に。
黙祷のように目をつむったり、タイ国家が流れた時のタイ人のように静止したりするのかと
キョロキョロと辺りを見回しましたが、
お祈りに合わせて求められる特別な行動はないようです。
朝目覚めると、機内食タイム。
エジプト航空のCAさんも、タイ航空のCAさんにも負けず劣らず張り切ってやって来ます。
考えてみると、エジプトの方と触れ合うのは、このエジプト航空機内でが人生初めて。
どちらかというと、暗いというイメージを持っていましたが(失礼)
少なくともCAさん達はみなさん陽気。驚くほどフレンドリーで、エネルギッシュ。
無事、カイロ空港到着。現地時間で、早朝5:40、日本時間で午後1時。
次のニューヨーク行きは、9:30。
初めて降り立ったカイロ空港を探検し、4時間を過ごします。