香港の鼎泰豐=幸せ
鼎泰豐。言わずと知れた小籠包の名店。
本店は台北。台北経験者=鼎泰豐経験者、
と言っても過言ではないほどの有名店。
しかしながら、本店より香港の方が美味しい?
と思わせる、香港・鼎泰豐のレベルの高さに驚き。
そうは言っても、
香港は2回、台北で3回、シンガポールで1回、日本で3回ほど。
断言できるのですか?と、
強く問われると、さほど自信はありませんが、
香港の鼎泰豐で感じた驚きは、他の店舗では感じず。
香港のレストランで、基本的に接客はどこでも、「ツンデレ」。
乱暴に料理を持ってくるおじさんや、一見、無愛想に見えるおばさんも、
何回かやり取りすると、最後はニッコリ。
そういうのも香港のたまらない魅力なのですが、
鼎泰豐では、終始、驚くほどまっすぐな接客。
訪ねたのは2回とも、「香港怡和店」。
地下鉄、「銅鑼湾駅」から歩いて3分ほど。
路面電車も目の前に停まり、
台北の本店に比べ、交通の便がいいのも魅力。
初めて行った時にあまりにも感動し、
今回の旅行では鼎泰豐の真となりにある、「Regal Hongkong Hotel」に宿泊しました。
2回目の香港鼎泰豐で食したのは、新旧交えての、全7品目。
メニューの料理名は中国語の他に、英語、日本語、韓国語でも書かれているので、
言葉の面で、困ることもありません。
美味しそうなものばかりで、「何を食べたらよいものか・・・」と、悩むのは、また別問題。
1品目。まずは、干煸四季豆。
前回食べて、とても気に入った一品。
インゲンを肉みそで炒めたもの。
淡い記憶では、熱々だったような気がするのですが、
今回は冷たいものが出てきました。
これはこれで、とても美味しい。
2品目。本命の小籠包。もちろん、毎回注文。
シンプルに豚肉の小籠包。
他にも色々あり、試してみたい気持ちもあったのですが、
小籠包以外にも食べたいものだらけだったので、
1個、1個、大事に大事にいただきました。
美味しい、あ~、しあわせ。
3品目は、お米の入った焼売、糯肉燒賣。
こちらも前回食べて美味しかったので、また注文。
しかし、初回ほどの感激は得られず。
美味しいのですが、もっと他の美味しいものに胃袋を譲っていもいいのでは?程度。
少々、残念。
4品目は、王道、チャーハン。
前回は、焼豚がのった豪華なチャーハン、排骨蛋炒飯でしたが、
今回はシンプルにただの蔥花蛋炒飯。
美味。
初挑戦の5品目、台式麻醬撈麵。
これは、Ariさんの猛烈なリクエストによるオーダーでしたが、
肝心のAriさんの口に全く合わず・・・。
どうも、担々麺を想像していたようで。
ちなみに、台式擔擔撈麵という、あからさまに担々麺なメニューがきちんとあります。
担々麺と同じく胡麻ベースですが、
辛さは全くなく、その代わりにちょっとした苦みが。
こってりとしながらも、どこかさわやかなお味。
6品目は、デザート、荔芋西米露(凍)。
タロイモとココナッツ味のスープの中に、タピオカが入ったもの。
お店によっては温かいものもありますが、鼎泰豐では冷たいものしか扱っていませんでした。
〆の7品目は、荔芋小籠包。
一見、デザートに見えませんが、
中にタロイモの餡がたっぷり入った小籠包。
何とも形容しがたい、深い甘みのあるこのタロイモ餡が非常に美味。
鼎泰豐を訪れたら、是非とも食べていただきたい1品。
本当に、何度食べても美味しい!!
これだけ食べて、326HK$、約3500円!! 最高!!
今回も大満足の食事となりました。
小籠包で有名な鼎泰豐ですが、他にもメニューが豊富。
迷ってしまうこと、間違いなしです。
優柔不断な方は、事前にサイトで念入りな予習を。