ソウル発券、タイ航空 ビジネスクラス、バンコク行き
ソウル発券。TGビジネスクラス。
仁川 – バンコク。
台北経由で、遠回りの贅沢な旅。
・搭乗日: 2012 04/13
・搭乗区間: 仁川 − バンコク(台北経由)
・搭乗クラス:ビジネス Cクラス
・機材: A330-300
・価格: 1,149,600 Won = ¥87,340
・予約: Thai Airways Official Site
価格
ビジネスクラスながら、破格の往復約9万円。
日本発着タイ航空ビジネスクラスの場合、最低でも15万円ほど(福岡発)。
韓国ウォン安の影響を受けているとはいえ(100won=7円)、
10万円を切るのはとても魅力的。
日本⇄仁川間の航空券が別途必要になりますが、
ANA、JAL、アシアナ、大韓などの大手から、
ピーチ、イースター、チェジュ、などのLCCまで路線が充実。
時間、予算に合わせた旅が実現できます。
座席
シートは旧タイプ。お世辞にもキレイとはいえません。
テレビモニターは前にはなく、座席横に収納されています。
シートのリクライニングもあまり倒れないもの。
多少がっかりしましたが、仁川→バンコク路線では、
まず台北に立ち寄るため(香港経由の路線もあります)、
約2時間半ほどのフライトとなり、それほど気にはなりませんでした。
機内食
経由地の台北からバンコクまでは、全く同じ機材を使用しますが、
台北からの搭乗が非常に多く、
そのためなのか、仁川→台北、台北→バンコク間とも、
きちんと2回機内食がサーブされます。
先に配られたメニューから選び、
後からCAの方が聞きに来る-というシステムなのですが、
ラウンジで欲張ってしまったせいで、すでに満腹。
それとなく、断ろうと思ったのですが、
ビックリするほど、悲しまれてしまいました(苦笑)。
そんなこともあり、せっかくなので、頂くことに。
味もとてもおいしいだけに、
なんだか申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
(キムチが出たのには、驚きました。)
経由地を介して、それぞれ、2時間半から、3時間半ほどのフライト。
飲食店も多く入る仁川空港で、
食事を済ませてしまっている人も多いはず。
この量を、この短時間で消費できる人はいるのか・・・、
と疑問に思っていたところ、
問題なく両食とも、きれいに平らげていたツワモノがいらっしゃいました。
(体格の良いビジネスマンと思わしき西洋人の方。)
ホスピタリティー精神に溢れるタイ航空のCAの方々を、
あまり悲しませたくないのでしたら、
仁川空港でおいしそうなビビンバには目もくれず、
ひたすら搭乗時間を待つことをオススメします。
サービス
サービスには定評のあるタイ航空。
乗客に対してCAの割合が多いビジネスクラスでは、
より一層その良さが感じられます。
きめ細かい心遣い。
あまりに写真を撮るので、きっとビジネスクラスに舞い上がっているとバレたのでしょう。
初めて「お二人の写真を撮りましょうか?」と言われました。
タイ語の特有のあの柔らかい雰囲気や、女性CAの民族衣装もステキです。
ラウンジ
仁川空港では、アシアナ空港のラウンジを利用。
非常に雰囲気も良く、スタッフも親切。
初めてラウンジでシャワーを利用しましたが、
シャンプー、歯ブラシ、化粧水等アメニティーも充実。
シャワーの水は、上からと、前から出てくるもので、
あっという間にキレイさっぱり。
大満足の経験となりました。
GOOD
日本では手の届かないビジネスクラスも、エコノミー+数万円で利用可能。
特にマイルを貯めたい人や、ANA修行僧は、
ビジネスクラスでの加算なので、とてもお得。
日本から近く、アジアのハブ空港を目指している仁川空港発着なので、
他の海外発券より、プランしやすいのも◎。
また、仁川空港からソウル市内までは、便利な直通の電車が出ており、
所要時間も1時間ほど。ついでにソウル観光も簡単です。
BAD
仁川発が17:30、バンコク着が22:30と、時間帯があまりよくないのが×。
旅行期間が短く、なるべくバンコクに長く滞在したい旅行者には、
残念ながらオススメできません。