danshui.7

台北・淡水からの夕焼け

台北近郊の観光名所と言えば
ノスタルジックな風景が広がる 九份
ロープーウェイでお茶の山地へ 猫空
滝が雄大 烏来、気軽に温泉が楽しめる 北投 などがあります

そんな中でも
MRT終点、駅目の前、景色最高、グルメ豊富、
と、観光客的要素が、ガッツリ詰まっているのが、”淡水”

そんな淡水で、美しい夕焼けに、日々の疲れを癒してもらいました

danshui.1

賑やかな淡水駅前

「淡水に行けなかったのが、唯一の心残り・・・。」

私の母が、数少ない海外旅行のひとつ、台北旅行を語るときの、お決まりな〆の一句。

 

高級ホテル、ホテル・ロイヤル・ニッコー・タイペイに宿泊し、

念願の九份を訪れ、台湾烏龍茶でまったりし、

食い倒れツアーに参加し、文字通り、台湾名物料理で満腹となり、

10年以上前のことを、「本当に楽しい旅行だった」と今でも振り返りますが、

それでも、訪れることの出来なかった淡水への思いは、日に日に増すばかりのようで。

danshui.3

台湾旅行には珍しく、雲一つない晴天!!

そんな”淡水”への行き方は、実は、とっても簡単。

MRT淡水線の終点が、淡水駅。

乗り換えることもなく、電車に揺られ、台北駅からならば、1時間ほどで淡水へ。

片道、300円ほどの小旅行。

台北初めての旅行者でも、悩むことも、迷うこともなく、到着できる観光地です。

danshui.6

時間がゆっくりと流れます

danshui.4

空高く、凧が

淡水を楽しめるかどうかの大きな要素は、天気。

旅程のうち、夕方、ぽっかり予定が空き、

幸運なことに快晴ならば、ぜひ、MRTに飛び乗り、日が沈む前に、淡水、訪れてみてください。

 

雨の場合・・・。もちろん、周辺のオヤツを食べたりしながら楽しむことはできますが、

美しい夕焼けが見られないとなると、ちょっとガッカリするかもしれません。

特に、初めて訪れる、冬場に訪れる (台北の冬は、そこそこ寒いです) 場合、

やはり、お日様が出ている日に行くことを、オススメします。

danshui.2

ワンコも気持ち良さそうです

danshui.5

なんとも美しい景色

美しい夕日 = 当然ながらデートスポット、として有名ですが、

実際には、家族連れが凧揚げ、不思議な団体が食べ歩き、地元の人々の散歩、

な姿が見られ、どちらかと言うと、ガヤガヤした雰囲気。

 

もちろん、ロマンチックな二人が、夕日を背中に愛を語り合う、のが理想かもしれませんが、

ロマンチックのかけらもない人々が、ひょっこり訪れたとしても、

肩身の狭い思いをすることはありませんので、ご安心ください。

danshui.8

超大杯、1リットルの飲み物

danshui.9

フォントの怖さが気になります・・・

danshui.10

海に近いので、海鮮系のお店が豊富です

しばし、ぼんやりと夕陽が落ちていく様を眺めていましたが、

太陽が本日の営業を終え、ゆっくりと地平線の下に沈んだところで、散策に出発。

淡水河沿いに、数多く並ぶ台湾小吃なお店を、冷やかしながら歩きます。

 

魯肉飯、鶏肉飯、マンゴーかき氷小籠包 x2 種類が、まだ胃を占拠しているため、

美味しそうな匂いはするものの、「食べたい!」という欲求が湧かず。

しかしながら、「淡水まで来たからには、一食は食べないと」ということで、

腹ごなしのために、海側、一番奥までテクテクと歩きました。

danshui.11

はぁ (うっとり)

もう完全に日が暮れる、という頃。

地平線から放射状に伸びる、オレンジの光が目の前に!

まるで太陽が、「また、明日〜」と手を振っているかのようです。

 

写真では、伝わりにくいのが残念ですが、この景色が本当に美しく、しばし放心。

日頃から溜めているドロドロとしたものが、スッと洗われていく、そんな感覚さえした瞬間。

きっと、こういった時間が、人生、必要なのです。

 

心のモヤモヤがスッキリしたと同時に、胃も多少の頑張りを見せはじめたので、

淡水名物、【阿給】をいただくことに。

danshui.12

山側へ一本入ると、この景色

danshui.13

阿給を振舞うのは、このお店だけでなく、いくつかあります

danshui.14

懐かしい味、だそう

danshui.15

阿給とスープ

danshui.16

阿給の中身は、春雨です

この阿給、アーゲイと発音。どうやら、日本語の”お揚げ”から来ている言葉のよう。

お稲荷さんの皮のような包みに、ケチャップに似た味の甘しょっぱいソースに絡めた春雨が、

たっぷりと、パンパンに詰まっています。

 

そのため、見た目の小ぶり具合とは裏腹に、かなりのボリューム。

初めて食べる旅行者は、一つを2~3人でシェアするのも、良いアイデアかと。

 

スープは、あっさり目のお味。

こちらの魚団子、中にお肉が入っているタイプのもの。

そのため、こちらも、なかなかのガッツリ感。

「魚団子の中に、何か入れてあるものは嫌い。」とのことで、

台湾人の友人は食べませんでしたが、確かに、味の好みは分かれる可能性が高い一品。

danshui.17

どれも日本では珍しいですが、その中でも、粉圓加鮮奶は、
大量のタピオカ+ミルクの組み合わせの、飲み物というより、食べ物な一杯

danshui.18

焼き臭豆腐 これを美味しいと思えると、世界がグッと広がります

何かさっぱりしたもので口直しを・・・と話しているところに、【愛玉】の屋台が。

さきほどまで、愛玉の存在さえ知らなかった友人ですが、

ゼリーとは少し違うプルっとした食感に驚きつつも、気に入ったよう。

 

この愛玉、中国語読みで、アイユー、台湾語読みでオーギョーチ(愛玉子)、

ゼリーや寒天ではなく、愛玉子という植物の種から作られます。

ちなみに、台湾固有の植物で、台湾のみ自生、栽培されるという、貴重な植物。

— from wikipedia

 

このゼリー自体に、味はほぼないため、その美味しさの決め手は、レモン汁とシロップ。

その分量などは、お店によって違うため、愛玉檸檬の味も、ちょっとずつ違います。

愛玉が気に入ったならば (ほとんどの人が、好きになるはず!)、

ぜひ、台湾滞在中、色んな屋台で試し、自分好みの一杯を見つけてください。

Pocket