Tips

デルタ航空の特典予約システムが大きく改善 !..?

delta_new_online_award_system.top
世界中の都市へ “デルタ航空” のマイルで

クレジットカードに入会するだけで、上級会員になることができたり

貯めたマイルの有効期限がなかったり

日本国内線の半券で500マイル付与してくれたり

と、マイルで旅する旅行者にとって、優しい航空会社、デルタ航空

 

デルタ航空自体の使用機材やサービス等は、トキメキ度が低めですが、

『マイルの使い勝手が良い』という点で、

Skyteam系列のマイルを、デルタに集中している旅行者も多いのでは?

そんなデルタ航空、また一歩、旅行者にグッと近づいてきました

 

それは、

スカイマイル特典予約システムの大きな改善

 

① 指定した日にちだけでなく、5週間単位の特典カレンダーも表示

特典航空券を探す旅行者にとって、何よりもありがたいのが、このカレンダー機能。

なぜなら、基本的に”空席がある”日にちに合わせて、旅行日程を決めるため、

空席状況が一目瞭然なカレンダーさえあれば、旅行する日もサクッと決まり、

その後の予定も、スラスラと建てやすくなります。

 

② 今までオンラインでは予約不可だった、航空会社も予約が可能に

中国南方航空、中国東方航空、アルゼンチン航空、ゴル航空 (ブラジル)、

そして真打ち、チャイナエアラインとガルーダ・インドネシア航空が、

デルタ航空のサイトで、特典航空券のオンライン予約が出来るようになりました。

今までも、デルタ航空に電話をすれば予約は取れたのですが、

いつでも、どこでも予約可能なオンラインシステムは、このご時世、必須なのではないかと。

 

この6社が新たに加わり、デルタ航空のオンラインシステムで、

特典航空券が予約可能な航空会社は、

デルタ航空、デルタ・コネクション、アエロメヒコ航空、エールフランス航空、アラスカ航空、アリタリア航空、ハワイアン航空、KLMオランダ航空、大韓航空、ヴァージンアトランティック航空、ヴァージンオーストラリア航空、中国南方航空、中国東方航空、アルゼンチン航空、ゴル航空、チャイナエアライン、ガルーダ・インドネシア航空。

delta_new_online_award_system.1
? 新しく加わったチャイナエアラインやガルーダインドネシア航空の名前が見当たりません・・・
delta_new_online_award_system.2
日本語訳が追いついていないだけかと疑いましたが、
オフィシャルサイトの英語版も、やはりいくつかの名前が抜けてます

オフィシャルサイトのアップデートが追いついていない、という残念な点もありますが、

何はともあれ、朗報です。

この中でも使いやすいのが、日本各都市に就航している、

大韓航空とチャイナエアラインではないかと思います。

 

早速、デルタ アメックス ゴールドで貯めたマイルを使って、台北まで妄想旅行。

出発空港は、もちろん家から近い羽田空港。到着空港は、台北の羽田こと、松山空港。

しかし、ここで大きな問題が・・・。

なぜか、台北 松山空港の3レターコード、”TSA” が、サイトで認識されないのです。

delta_new_online_award_system.4
通常、空港3レターを入力すると、このように候補を自動で表示してくれます
delta_new_online_award_system.3
TSAが無効な都市コード・・・、ですか・・・ う〜ん・・・

国際空港の3レターを認知しないというのは、いかがなものでしょう。

長い間、羽田空港と同じように、ほぼ国内線のみだった、台北・松山空港。

ですが、国際化されてから、久しくなります。

ということで、デルタ航空のマイルを使い、台北へ旅行したい場合、

降り立つ空港は、もれなく、台北市内から離れている桃園空港となります。

 

気を取り直して、もう一つの改善点、カレンダーシステムを調査。

delta_new_online_award_system.5
カレンダーには、2種類あるようで
delta_new_online_award_system.6
『日程指定なし』と選択すると、指定した日付の前後3日間の空き状況が表示されます
delta_new_online_award_system.7
では、5週間はというと・・・
delta_new_online_award_system.8
文字通り、5週間分のカレンダー となると、先ほどの前後3日間の存在意義とは・・・?

特にこれと言った理由がなければ、常に5週間カレンダーでの表示が便利かと。

サンプル画面は、5月の終わりから、7月の終わりにかけての、

東京 ⇒ 台北 片道 エコノミークラスの空き状況。

 

最安は、『17,500マイル + ¥3,910(諸税)』

同じマイル数でも、諸税の金額が違うのは、経由する空港の数や場所の違いかと。

では、最安から一つ選んでみましょう。

delta_new_online_award_system.9
なんということでしょう チャイナエアラインが見当たらないではありませんか

ムムムム。

最安は、意外や意外。大韓航空、仁川経由便・・・。

直行は、デルタ航空のみとなり、

その上、必要マイル数は、大幅アップの37,500マイル。

大韓航空のビジネスクラスより、マイル数が高くなってます・・・。

 

気を取り直して、直行便を指定し、再度検索。

すると、不思議な現象が。

delta_new_online_award_system.10
あれ? あれ、あれ?
delta_new_online_award_system.11
TSA、あるでしょ?デルタ航空さんっ!

便を選択する画面に、出発空港、羽田空港、

そして、到着空港に恋焦がれた “松山空港” があるではありませんか!

 

試しにクリック。待つこと、3分。

(大げさではなく、待っている間に、ドリップコーヒー淹れました。)

無事、予約画面に。

松山空港指定はできませんが、選択肢として上がってきた場合は、予約、取れるようです。

 

羽田空港 ⇒ 台北 松山空港 片道 エコノミークラス

17,500マイルと税金2,670円 …と思いきや、6,470円 – 也

台北へは、多くのLCCが飛んでおり、この税金にちょこっと足すだけで渡航可能な場合も。

LCCの場合、利用空港は桃園空港となりますが、それでもこの手間を考えると・・・。

また、チャイナエアラインと言えば、LCCに負けず劣らず、格安航空券で有名。

delta_new_online_award_system.12
Skyscannerで調べてみると・・・

今回の結果から、デルタ航空のマイルを使い、チャイナエアラインに乗りたい場合、

台北以遠が、オススメのような気がいたします。

\SHARE/