タビ御飯

羽田空港国際線ターミナルで ステーキとイクラに大喜び

new_hnd.20
神々しく光に照らされる、ANAの機体

羽田空港で、晩ご飯

多くの飲食店が軒を連ねる空港だからこそ
食べるものには困らなそうで
実は、大いに困ってしまう、悩ましい現実

少しでも優柔不断な旅行者は
ある程度予備知識があると、安心かもしれません

new_hnd.14
羽田国際線ターミナルは、午後8時辺りから活気が出てきます

新しく拡張された商業部分を軽く冷やかしたあと、少し遅い夕食。

当初は、ぜひオープンしたての店舗で、と予定していましたが、

「今の気分と、何かが違う」ということで、改めてご飯処探し。

new_hnd.2
ハッピ隊がちらほら
new_hnd.3
縁日会場
new_hnd.4
なぜ、羽田でふなっしー?
new_hnd.5
お仕事中の人々
new_hnd.9
写真撮影スポット、となってはいましたが・・・
a
夏と言えば、朝顔
new_hnd.16
残念ながら、平SFCや平JGCでは、利用不可

江戸小路を中心に、飲食店がとても充実している印象がある羽田国際線ターミナルですが、

とにかく、どこも基本、お洒落。そして、空港価格。

 

お店のラインナップは、

ありそ鮨し(寿司)、せたが屋(ラーメン)、たか福(すき焼)、

エッセ ドゥエ イル ビナーリオ(イタリアン)、シエル・エ・テール(フレンチ)、

二尺五寸(焼鳥・そば)、焼肉チャンピオン(焼肉)、百膳(日本料理)、

つるとんたん(うどん)、かつ仙(とんかつ)、など。

他、カフェや甘味処もありますが、本格的なレストランばかり。

 

その中でも、圧倒的な行列で、見るからに人気だったのが、『つるとんたん』。

お値段的に手頃という点と、暑い夏に、つるっとおうどん、という組み合わせがステキ。

私たちも大変心惹かれますが、なんと30分待ちとのこと。

泣く泣く諦め、これからどこか外国へ旅立つわけでもないですが、

「ここは日本料理を食べよう!」とお隣の『百膳』へ。

new_hnd.7
ステーキ膳
new_hnd.8
焼き鮭といくらの親子丼
new_hnd.11
ちょうどご飯時で混雑している店内
new_hnd.6
デザートのお値段もお高め・・・

店中央には、生け花、スタッフは着物姿と、ザ・日本料理店な雰囲気。

お客さんの年齢層も高く、落ち着いた中で食事をすることができました。

 

お料理ですが、空港内と言えども本格的。

鮭いくら丼の鮭は、ふっくら絶妙な焼き具合で、イクラとの相性もバツグン。

ステーキは少し固く、気持ち焼き過ぎかとも思われましたが、

お肉は甘く、添えられたガーリックの香ばしさもあり、

さほどの噛む回数増加は、気になりませんでした。

何より、久々においしい白いご飯が食べられ、大満足。

new_hnd.22
新しく拡張されたターミナルの上には、左に東京タワー、右にスカイツリー
new_hnd.21
あいにくの小雨ながら、展望デッキには多くの人が
new_hnd.19
展望デッキ真下は、ラウンジ?
new_hnd.18
どこかゆるいカフェもあります
new_hnd.17
台北から到着したエバーのHello Kitty Jet

お腹もいっぱいになったところで、いざ、展望デッキへ。

夜の羽田空港は、本当に美しく、飛行機に興味がなくとも、きっと興奮するはず。

だまされたと思って、ぜひ一度は見てみてください。

 

世界でも有数の忙しい空港である羽田ならではの、数分単位の離着陸や、

上空に航空機が点々と見える着陸渋滞、

離陸機を見送る人々が手を振る姿や、滑走路をちょこまか走る働く車達・・・

空港ならではの景色に、しばし時を忘れて、見入ります。

 

新しく出来たターミナル方向を見ると、東京タワーとスカイツリーが。

大好きな空港から、有名な建造物がこんなにはっきりと見えるなんて、何だか得した気分に。

new_hnd.12
帰り際に縁日をチラ見
new_hnd.15
楽しそうに働くJALの方々
new_hnd.13
羽田空港での〆は、上島珈琲のアイスウィンナーコーヒー

展望デッキの後は、空港内。

チェックインカウンターの様子を見つめるのが好きで、飽きもせず30〜40分ほど鑑賞。

ANA、JAL共に、上から見やすいところにチェックインカウンターがあり、

しばし、それぞれを観察。

 

JALの方々は、手が空くと、周りのスタッフとにこやかに談笑。

もちろん、お客さんがくれば、我先にと声をかけに行きます。

片や、ANAの方々は、お客さんがいなくとも、

難しい顔をして、パソコンを見つめている印象。

私語厳禁、なのでしょうか・・・?

 

チェックインカウンターで働いたことはないので、あくまで想像ですが、

ストレスが伴う、大変な業務であろうことは、簡単に察しが付きます。

 

接客スタイルの違いかもしれませんが、待ち時間くらい、

昨日観たテレビの話や、週末食べた美味しい料理の話、

飼っている猫のおもしろ話や、ANAの新しい787-900の話など、

ちょっとした雑談ならばしてもいいのではないか、と思うのは、私だけではないはず。

むしろそれで笑顔が増えるのならば、大いに歓迎すべきなのではないかと。

 

多くの人にとって、ワクワクする場所である、空港。

そこで働くスタッフの方々にも、ぜひ、和やかに空港での時を過ごしていただきたい、

セブンイレブンの横にひっそりとある上島珈琲で、ミルフィーユを頬張りながら、

無責任に語りあったのでした。

\SHARE/