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マイルって、なんだか面倒・・・

そんな理由のみで、毎回、マイルを気にすることなく
飛行機に乗ったり、ホテルに宿泊している方々

もったいない!

夏休み・旅行シーズン前に
マイルの仕組みをちょっと習えば
次の旅行は、マイルを利用した、特典旅行で・・・

そんなこと、本当にあるのです

 

最近、周りで旅行に出かける人が多く、

『航空券の取り方』や『マイルの仕組み』について質問される機会が、増えております。

航空券を安く予約する方法も、もちろん大切ですが、

それと同時に大事なのが、マイルの貯め方、とその有効活用。

 

マイルには興味があるが、イマイチ仕組みが分からない、

という人々の話を聞いてみると、たいがい、つまずくポイントが同じ。

 

せっかくなので、『マイルの気になる、そこのところ』まとめてみました。

 

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Q. ANAに搭乗したら、ANAのマイルしか貯まらない?
A. NO

提携航空会社ならば、違う航空会社に乗っても、マイルを貯めることができます

 

「本日もスターアライアンスメンバー ANAにご搭乗いただきありがとうございます。」

こんなアナウンス、聞き覚えありませんか?

多くの航空会社が、アライアンスと呼ばれる航空連合に所属。

 

簡単に言うと、セブンイレブンで買い物をしても、イトーヨーカ堂で買い物をしても、

nanacoを貯めたり、使ったりできるように、

同じ連合に所属している航空会社同士、マイルを貯めたり、使ったりできるのです。

その他にも、独自に提携している航空会社同士もありますが、

まずは、この航空連合を気にするところからスタート。

 

スターアライアンス 主な所属航空会社

ANA・ユナイテッド航空・エバー航空・タイ航空・シンガポール航空・アシアナ航空

ルフトハンザドイツ航空・オーストリア航空・ニュージーランド航空・トルコ航空

 

ワンワールド 主な所属航空会社

JAL・アメリカン航空・ブリティッシュ エアウェイズ・キャセイパシフィック航空

フィンランド航空・マレーシア航空・スリランカ航空・カタール航空

 

スカイチーム 主な所属航空会社

デルタ航空・KLM オランダ航空・アリタリア イタリア航空・大韓航空・ベトナム航空

チャイナエアライン・ガルーダ インドネシア航空・アエロフロート・ロシア航空

 

搭乗航空会社とマイル加算航空会社が別でも、加算方法は、簡単。

チェックイン時に、マイルを加算したいプログラムのカード、

または、会員番号を記入したメモ書きを渡して、

「マイルを○○航空に加算してください」とお願いするだけ。

 

また、多くのプログラムで、搭乗後でも申請可能。

搭乗証明として、搭乗券の半券が必要なので、マイルの加算を確認するまでは、

半券を大事に保管しておいてください。

 

mile_talk_ana_jalQ. ANAに貯めたマイルを、JALに移行出来る?
A. NO

加算済みマイルを、他航空会社のマイルプログラムへ移行することは、できません。

 

提携、不提携関係なく、他社加算済みマイルの移行を受け付けているマイルプログラムは、

現在、残念ながらありません。

一度貯めたnanacoを、WAONに移行できない、そんな感じです。

 

せっかくの貴重なマイル。

使わないマイルプラグラムに加算し、失効させてしまわないよう、

プログラム選びには、細心の注意を払って、挑むことが望まれます。

 

mile_talk_credit_cardマイルを貯めるには、提携クレジットカードが必要?
A. NO

ANA マイレージ『カード』は、クレジットカードの『カード』ではありません

 

意外と多いのが、この勘違い。

スーパーやドラッグストアのポイントカードと同じく、会員カードは無料で作成可能です。

 

効率良く、特定マイルを貯めたい人向けに、

100円=1マイル等の、買い物や搭乗ボーナスで、より多くのマイルが貯まる

航空会社提携クレジットカードも多くありますが、

もちろん、入会強制ではないので、ご安心を。

 

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どの航空会社のマイルプログラムでも、交換必要マイルは同じ?
A. NO

どの航空会社にも、『得意』『不得意』な行き先があります

 

マイルプログラムによって、航空券に交換するための必要マイル数は大きく違います。

すべての行き先で、『お得な』マイルプログラムはありません。

『貯まったマイルで、いつ、どこに、どんな風に行きたいか』によって、

自分にピッタリのマイルプログラムが、決まってくるのです。

 

東京発 往復ANA
(SA)
Air Canada
(SA)
JAL
(OW)
British
(OW)
American
(OW)
Delta
(ST)
ST = Star Alliance, OW = One World, ST = Skyteam
ソウル
エコノミークラス
12,000 〜20,00015,00015,00020,00015,000
台北
エコノミークラス
17,000 〜20,00020,00020,00040,00030,000
香港
ビジネスクラス
35,000 〜30,00040,00040,00060,00050,000
バンコク
ビジネスクラス
55,000 〜30,00060,00050,00060,00070,000
ハワイ
ビジネスクラス
60,000 〜90,00060,00080,00090,00085,000
ニューヨーク
ビジネスクラス
75,000 〜150,00080,000140,000100,000140,000

 

こちら東京発着 必要マイル表。

一見、日系がお得な気がしますが、単純に日本での会員数が多く、

また、優遇される上級会員も、非常に多いため、特典航空券の予約は、至難の業。

早め、早めの計画が必要となります。

 

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飛行機に乗ったら、必ずマイルが貯まるの?
A. NO

ツアーや割引運賃などで搭乗した場合、マイルが加算されない運賃クラスが多くあります

 

スーパーでの値引き品に、『こちらはポイント対象外です』とあるように、

安い値段設定の運賃クラスで、マイルがまったく加算されないことは、

悲しいかな、珍しくはありません。

 

ここでいう、”クラス”というのは、エコノミークラス、ビジネスクラス、ではなく、

エコノミーの中でも、A 運賃、B運賃  のように、金額に応じた運賃のランクのこと。

 

例えば、『早割』等と銘打った、一番安い運賃クラスでは、

マイルは加算率は、0%〜75%ほど。

「その代わり、航空券代安く浮いたでしょ?」ということなのです。

これもマイルプログラムによって、加算率はバラバラ。

一般的に、日系マイルプログラムは、加算率が低くなります。

 

ANA 予約クラス
ANA
Air Canada・Aeroplan
L、K、G・エコ割スペシャル30% 加算L, T, K50% 加算
V、W、S、T・スーパーエコ割50% 加算U, H, Q, V, W, S70% 加算
P・ビジ割スペシャル70% 加算P125% 加算
タイ航空 予約クラス
ANA
Air Canada・Aeroplan
M, H, Q, T, K, S70% 加算U, Y, B, M, H, Q, T, K, S100% 加算
Y, U, B100% 加算

 

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こちら、エアーカナダのタイ航空マイル加算率チャート

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こちら、ANAのタイ航空マイル加算率チャート

このような、加算率 チャートが、航空会社のサイトに用意されています。

 

ANAの場合、

マイルを貯める ⇒ 旅で貯める ⇒ 提携航空会社 ⇒ 提携航空会社ご利用時の積算条件

 

他の航空会社でも、だいたい同じような場所に、加算率のチャートがあるはずなので、

マイルを加算するプログラムに迷ったら、加算率の良さで選ぶのも、アリです。

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とても見やすい近畿日本ツーリストの航空券検索結果画面

予約クラスも、簡単に調べることが可能。

オススメは、近畿日本ツーリストの航空券検索ページ。

シンプルで、分かりやすい造りになっております。

『クラス』の下のアルファベットが、『予約クラス』のことです。

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タイ航空の検索結果

航空会社の検索結果にも、予約クラスが表示されています。

画像は、タイ航空、東京⇔バンコク間の航空券を調べた結果。

 

一番安い運賃のW/Vクラスの場合、ANA、エアーカナダとも、マイル加算率は0%。

6万円も払ってマイルが付かないのは、悲しさを通り越し、ちょっとした怒りさえ感じますが、

スーパーディール、と安さを全面に出しているので、仕方がないとあきらめましょう。

 

Q/Hクラスの場合、ANAでは70%、エアーカナダの場合は、100%加算。

東京⇔バンコク往復で、ANAとエアーカナダでは、なんと1720マイルもの違い。

 

プラス 1万円を支払い、往復5738マイルをもらうか、

その1万円で、バンコクのホテルをアップグレードするかは、

旅行に出かける頻度や、旅のスタイルにもよりますが・・・、

羽田⇔バンコク6往復で、羽田⇔バンコク ビジネスクラス 往復分マイルが貯まる

これに、『おっ♪』と感じる方は、ぜひマイルという選択肢を。
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有効期限がないマイルがあるって、ホント?
A. YES

多くの外国系航空会社マイルプログラムでは、マイルの有効期限を設けていません

 

マイルは、いつか失効するもの。

そのイメージは、日系2社にそろって36ヶ月という有効期限があるから、かもしれません。

 

海外では、設定はされているものの、その間にマイルの増減があれば、

有効期限が伸びるタイプのプログラムが、主流となっています。

 

有効期限が、きっちりあるマイルプログラム

  • ANA・ANA マイレージクラブ / 36ヶ月
  • JAL・JAL マイレージバンク / 36ヶ月

有効期限がないマイルプログラム

  • デルタ航空・Skymiles

有効期限が延長できるマイルプログラム

  • ユナイテッド航空・Mileage Plus / 18ヶ月の間に、マイルの増減があれば、延長
  • アメリカン航空・AAdvantage / 18ヶ月の間に、マイルの増減があれば、延長
  • ブリティッシュ エアウェイズ・Executive Club /
    36ヶ月の間にマイルの増減があれば、さらに36ヶ月
  • エアーカナダ・Aeroplan / 36ヶ月の間にマイルが加算されれば、さらに36ヶ月
  • キャセイパシフィック・AsiaMiles / 36ヶ月 有料でもう36ヶ月延長可能
  • シンガポール航空・KrisFlyer / 36ヶ月 有料でもう6ヶ月延長可能

 

有効期限が長いプログラムを選ぶことで、

焦らず、気長に、そして確実にマイルを貯めることが可能です。

 

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マイルが買える、ってホント?
A. YES

足りない分のマイルを購入、年に数度のマイル販売セール、どちらも海外では一般的です

 

目的のマイル数まで、あと3000マイルだけ足りない・・・。

日系マイルプログラムの場合、カードで支払いをしたり、

マイルが貯まるお買い物サイトを経由し、

マイルを獲得するために、ムダな買い物をするか、

もしくは泣く泣くあきらめるかしかありませんが、

多くのマイルプログラムでは、マイルを『直接』販売しています。

 

マイル販売形式は、主に2種類

マイルをいつでも買えるタイプと、

特典航空券の発券時に、一定の不足分のみ購入できるタイプ。

 

いつでも購入可能

  • デルタ航空・Skymiles / 1年6万マイルまで (2000マイル・70US$)
  • ユナイテッド航空・Mileage Plus / 1年15万マイルまで (2000マイル・75.25US$)
  • アメリカン航空・AAdvantage / 1年8万マイルまで (1000マイル・29.5US$)
  • ブリティッシュ エアウェイズ・Executive Club /
    1年2万7000マイルまで (2000マイル・53US$)

特典航空券発券時のみ、購入可能

  • キャセイパシフィック・AsiaMiles / 必要マイルの30%以下 (2000マイル毎 60US$)
  • シンガポール航空・KrisFlyer / 必要マイルの50%以下 (1000マイル毎 50US$)
  • エアーカナダ・Aeroplan / 必要マイルの50%以下 (1000マイル毎 30CAD$)

 

そして『いつでも購入可』なマイルプログラムの多くで、

年に数回、マイルの安売り、を行っています。

そんなセールで購入したマイルを使い、

直接航空券を購入するより、お得に飛ぶことができる裏技があります。

詳しくは、過去の記事をどうぞ ⇒ “お得に”ビジネスクラスに乗る方法 – Travelrz

マイルって、奥が深いですねぇ。

 

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自分が保有するマイルで、友人の分の航空券も発券できるってホント?
A. YES

日系以外のマイルプログラムでは、誰名義でも特典航空券を発券できます

 

JAL、ANAとも自分の保有するマイルで発券できる特典航空券は、家族名義の分のみ。

使いきれないほどのマイルを持っていたとしても、

それを同行する友人に使うことはできません。

 

ですが、JAL、ANA以外のマイルプログラム(韓国系航空会社も)では、

この縛りはなく、家族、友人、同僚、誰とでも旅行が可能です。

考えてみれば、当たり前のような気もするのですが、

なぜ家族間のみに限定しているのか・・・何か深い理由があるのでしょうか?

 

さて、いかがですか?

これを読んで、少しでも航空マイルに興味が湧いていただければ、幸いです。

 

さて、ここまで分かってきたら、

次は、自分に合ったマイルプログラム探し。

そちらは、また別の機会に、じっくりとご説明いたします。

 

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